脂肪冷却とは？メカニズムや期待できる効果について解説！

最新の美容技術として注目を浴びている脂肪冷却は、脂肪細胞を冷却することで脂肪の減少を促すとされています。運動による努力ではなかなか効果を感じにくい部位の脂肪も、自然な排出プロセスを通じた体外への排出を期待できます。脂肪冷却は施術後のダウンタイムもほとんどないため、多くのお客様から高い評価を受けています。

この記事では、脂肪冷却のメカニズムや期待できる効果、施術のメリット・デメリットなどを詳しく解説します。お客様に最新かつ効果的な美容サービスを提供する上での情報として、ぜひお役立てください

1.　脂肪冷却とは？

脂肪冷却とは、脂肪細胞を冷却して結晶化させ、ボディメイクをサポートするメニューです。脂肪冷却では対象とする部位に専用機器を装着して、35分～75分程度ケアします。専用機器を外した後は、ボディメイクをよりスムーズに進めるために所定の方法でアフターケアをすることが通常です。

エステで脂肪冷却を提供する場合、1部位あたり1万～5万円程度が相場です。クリニックでは、エステよりも高額な料金が設定されています。

1-1.　脂肪冷却のしくみ

脂肪冷却はクライオリポライシス理論を応用し、ボディメイクをサポートすることが特徴です。クライオリポライシス理論とは、水分が凍り始める温度は0度・脂肪組織が結晶化し始める温度は4度と、一律ではないことを指します

脂肪冷却では水分を凍らせず、脂肪組織のみを結晶化できる温度まで対象部位を冷却します。結晶化させた脂肪組織は体内で機能できない状態になり、自然な代謝の中で排出が促されることによりボディメイクのサポートが可能です。

1-2.　脂肪冷却と脂肪溶解注射の違い

脂肪融解注射とは、対象部位に薬剤を注射することで理想の体型への変化を助ける施術です。脂肪冷却と脂肪融解注射はいずれも対象部位にのみアプローチし、ボディメイクをサポートする特徴を持つものの、いくつかの違いがあります。

脂肪冷却と脂肪融解注射の主な違いは、下表の通りです。

脂肪冷却は1回で体型の変化を感じることもあるため、少ない回数で体型の変化を実感したい人におすすめです。ただし、脂肪冷却は脂肪溶解注射よりも1回あたりのケア時間が長いことから、余裕を持ったスケジュールを組み、エステやクリニックを訪問する必要があります。

2.　脂肪冷却で期待できる効果

脂肪冷却で脂肪細胞の排出を促すと、一定レベルの痩身効果を期待できます。痩身（そうしん）とは、極端なダイエットなど身体に負担がかかりやすいアプローチとは異なる視点から美しい身体づくりをすることです。

下記は、痩身で目指す「美しい身体」の特徴です。

エステやクリニックの痩身では体型に関する悩みの再発を防止するため、リバウンドしにくい身体づくりをサポートするケースもあります。

脂肪冷却では専用機器を使用して痩身を狙うことから、基本的に食事制限や運動は不要です。そのため、食べることが好きな人や運動に苦手意識を持つタイプの人も、無理なく身体づくりに取り組めます。

脂肪冷却によって手に入れた魅力的な身体を維持するためには、生活スタイルの見直しも同時進行することがおすすめです。

3.　脂肪冷却のメリット・デメリット

脂肪冷却は、通常のダイエットで引き締めにくい部分へピンポイントにアプローチしてボディメイクを図れます。そのため、脂肪冷却では「バストラインの膨らみは維持したまま、お腹周りのみを引き締める」など、お客様の詳細な要望に応えることも可能です。また、脂肪冷却した後の対象部位はリバウンドしにくい状態になることが多く、痩身効果を比較的長く維持しやすいケアと言えます。

さらに、脂肪冷却ではメスや麻酔を使用しないため、長期間のダウンタイムが発生しません。ケア当日の入浴や運動も制限されず、普段と同じ要領で過ごせます。

ただし、脂肪冷却に以下のデメリットがあることは、理解しておきましょう。

結晶化された脂肪細胞は多くの場合、2～4か月程度の期間をかけて徐々に体外へと排出されます。そのため、脂肪冷却による体型の変化は、ケアを受けた数週間～数か月後に感じることが通常です。

脂肪冷却は比較的ケア中の違和感が少ないメニューと言われるものの、一部の人は冷却を開始してすぐに痛みを感じることがあります。ただし、数分程度ケアを受けると寒冷刺激によって皮膚の感覚が鈍化して、痛みを感じにくくなることが一般的です。

一部の人はケアを受けた後も、一時的に筋肉痛のような痛みを感じることがあります。事後のトラブルが不安な人はエステやクリニックの担当者に、副作用やリスクについて聞いておくとよいでしょう。

4.　脂肪冷却はエステとクリニックでなにが違う？

脂肪冷却は、痩身メニューを扱うエステもしくはクリニックで受けられます。クリニックとエステの脂肪冷却では使用機器や料金が異なるため、それぞれの特徴を踏まえた上でメニューへの追加を検討しましょう。

エステとクリニックの脂肪冷却の主な違いは、下表の通りです。

一般的に痩身美容器に分類される機器の出力は、医療機器と比較して弱く設定されています。エステの脂肪冷却はクリニックと比べて、期待できる痩身効果がややマイルドです。ただし、多くのエステでは上表の通り、クリニックと比較して手頃な値段でケアを受けられます。

ただし、エステ同様の痩身美容器を活用し、脂肪冷却を行うクリニックも中にはあります。

5.　脂肪冷却に対応した業務用機器を購入するなら「ミヤタッチ」

ミヤタッチでは脂肪冷却に対応した、お客様のボディメイクを効果的にサポートできる業務用機器を複数取り扱っています。以下は、ミヤタッチで取り扱う業務用機器の一覧です。

COOLSHAPING360 -クールシェイピング360-

クールシェイピング360は360度どの方向からでもケアできるハンドピースが搭載された機器です。本体には温度センサーも搭載されており、肌のことを考えたケアを提供できます。
COOLSHAPING360 -クールシェイピング360-

CAVI-CRYO PRO-キャビクライオプロ-

キャビクライオプロには脂肪冷却・キャビテーション・エレクトロポーション機能が搭載されており、脂肪細胞をほぐした上で冷却して排出を促す、一連のケアを提供できます。
CAVI-CRYO PRO-キャビクライオプロ-

CRY-O Phaenna-クライオパエンナ-

脂肪冷却と代謝促進を同時に行う効率的なアプローチを1台でサポートできる機器です。本体はコンパクトに設計されているため、収納スペースに限りがあるエステも導入できます。
CRY-O Phaenna-クライオパエンナ-

上記のいずれを選択するかで迷う場合は、以下の記事を参考にしてください。
エステサロンの脂肪冷却機器の選び方！脂肪冷却の効果・仕組みとは

まとめ

脂肪冷却とは、専用機器で脂肪細胞を冷却して結晶化させる方法です。脂肪冷却で脂肪細胞の排出を促すことで、一定レベルの痩身効果を期待できます。対象部位に注射して理想の身体づくりをサポートする脂肪融解注射とは、提供場所や効果の実感のしやすさ、ケア時間が異なります。

脂肪冷却は、通常のダイエットでは引き締めにくい部位にアプローチできるメリットがある一方、効果を実感できるまで時間を要するというデメリットがあります。

エステとクリニックでは使用機器や料金が異なり、クリニックよりもエステのほうが安い料金で提供できる傾向です。エステサロンに脂肪冷却のメニューを取り入れるにあたって、専用機器を導入するなら、ぜひミヤタッチをご利用ください。

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