光脱毛のメリットは?レーザーや医療脱毛との違いや脱毛器の選び方も

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【ミヤタッチコラム】光脱毛のメリットは?レーザーや医療脱毛との違いや脱毛器の選び方も

エステサロンを経営している方や、これから新規開業したいと考えている方の中には、脱毛メニューを取り入れるべきか悩む方もいるでしょう。脱毛メニューを取り入れる場合、どの脱毛器を購入するべきか分からないケースも珍しくありません。

脱毛メニューの中でも、人気のあるメニューが光脱毛です。ただし光脱毛にはデメリットもあるため、安全な施術を提供するためにも事前に情報を得ておくことが大切です。

当記事では、光脱毛のメリットとデメリットについて解説します。レーザー・医療脱毛との違いも併せて解説するため、光脱毛の施術を提供したい方はぜひご一読ください。

1. 光脱毛とは?どんな特徴がある?

光脱毛とは?どんな特徴がある?

光脱毛とは、ムダ毛が気になる部分に特殊な光を照射することで、ムダ毛を生えにくくする処理方法です。光脱毛にはいくつか種類があり、手法によってムダ毛にアプローチするメカニズムも異なります。
いずれの方法でも、脱毛するための特殊な光を肌に当てることによって、ムダ毛の発毛や成長を抑えることが可能です。

人間は「毛周期」と呼ばれる一定の周期で毛が生え替わります。光脱毛を効果的に行いたい場合、「休止期」「成長期」「退行期」といったサイクルに合わせて施術することが重要です。

■毛周期における各時期
①休止期:ムダ毛が抜ける時期
②成長期:ムダ毛が成長し伸びている時期
③退行期:ムダ毛が抜け落ちる時期

一般的に、光脱毛は成長期に行うと高い効果が得られると言われています。カウンセリングを実施し、個人の毛周期に合った施術サイクルを考えたうえで予約プランを立てましょう。

光脱毛では、ワキ・腕・脚といった人気の高い脱毛部位はもちろん、背中やVIOゾーン、顔など、自分では処理が難しい部位の施術も可能です。一方、粘膜を含むパーツは施術できない点に注意しましょう。また、「毛の色素が薄い」「施術部位にシミやほくろが多い」「日焼け後」などには対応できない場合があります。

光脱毛は基本的に、全身のケアに対応しています。ただし、肌への負担やトラブルリスクを軽減するために、お店独自のルールを設定して対象範囲を制限する必要があります。

たとえば多くのエステサロンは、傷口や傷跡がある部分は通常、光脱毛の対象範囲に含めません。甲状腺ホルモンに関するトラブルを回避する目的から、喉も対象範囲から外すことが一般的です。

2. 光脱毛の種類

光脱毛の種類

光脱毛にはIPL脱毛・SHR脱毛・SSC脱毛などの種類があり、いずれを選択するかによって、痛みの感じ方や対象範囲の制限が変化します。下記は、主な光脱毛のメリット・デメリットの比較表です。

IPL脱毛 SHR脱毛 SSC脱毛
特徴 メラニン色素に反応する光を利用してケアする手法 毛包にアプローチして、毛が生えにくい状態にする手法 ジェルと光の相互作用で、抑毛効果を狙う手法
メリット 肌の変化を実感しやすい アトピー肌や敏感肌に対応しやすい 産毛にも一定の効果を期待できる
デメリット 部位によっては痛みを感じることがある 抑毛効果をすぐに実感しにくい ジェルの冷たさを不快に感じることがある

以下では種類ごとの特徴を、より詳しく解説します。

2-1. IPL脱毛

特殊な光による除毛法にはいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
ここでは、IPL脱毛とSHR脱毛を解説します。

IPL(インテンスパルスライト)脱毛は、毛に含まれる「メラニン色素」に反応する光を利用した脱毛方法であり、多くのエステサロンなどで採用されている手法です。一度に広範囲の照射ができるため、短時間での施術が可能であり、肌へのダメージ・肌トラブルも比較的少ないと言われています。

IPL脱毛は、現在生えているムダ毛に効率よくアプローチできるというメリットがありますが、まだ生えていない毛や色素が薄い毛には作用しにくい点に注意が必要です。
また、光脱毛の中でもIPL脱毛は照射部の痛みがやや強いことにも気を付けましょう。

2-2. SHR脱毛

SHR(スーパーヘアリムーバル)脱毛は、「蓄熱式脱毛」とも呼ばれる光脱毛の手法の1つです。SHR脱毛では、弱い光がもつ熱によって「バルジ領域(発毛司令を出す領域)」と毛包に刺激を与えることで、ムダ毛にアプローチします。

IPL脱毛と違い、毛根付近のメラニン色素に反応させるわけではないため、色素が薄い毛や日焼け肌といった条件でも施術が可能です。照射する光も弱いため、痛みが比較的少ないこともメリットと言えるでしょう。

毛周期のどの時期でも効果に大きな違いがないため、好きなタイミングで来店し、施術を受けやすいこともポイントの1つです。

2-3. SSC脱毛

SSC脱毛は、抑毛成分配合の専用ジェルと「クリプトンライト」と呼ばれる光の相互作用により、対象部位をケアする手法です。

SSC脱毛は光脱毛の中でも特に肌に負担をかけにくい種類にあたり、施術後のトラブルリスクを軽減できます。またSSC脱毛は、毛周期に関係なくケアすることが可能です。

ただし、SSC脱毛はIPL脱毛ほどの即効性を期待しにくく、完了までに時間がかかる可能性があります。

3. 光脱毛のメリット4つ

光脱毛のメリット4つ

光脱毛を導入するとエステサロンとお客様の双方に、さまざまなメリットが期待されます。エステサロンの新メニューを検討中であれば、光脱毛を候補に入れてもよいでしょう。

以下では、エステサロンの新メニューに光脱毛を採用するメリットを紹介します。

3-1. 痛みを感じにくくVIO脱毛に向いている

VIOゾーンは身体の中でも皮膚が薄く、デリケートであることから脱毛中に痛みを感じやすい部位です。光脱毛は医療機関のレーザーと比較して痛みが少ない特徴をもつため、VIOゾーンの脱毛に向いています。

光脱毛の中でも特に痛みが少ない種類の脱毛機器を導入すれば、お客様のストレスを軽減でき、満足度の向上につなげられるでしょう。

3-2. 太くて濃い毛にも効果を期待できる

IPL脱毛では男性の髭など太くて濃い毛に対しても、アプローチを行えます。お客様が「光脱毛(IPL脱毛)を受けて自己処理が楽になった」と感じれば、満足度の向上につながるでしょう。

ただし、IPL脱毛は色素の薄い毛や産毛に効果を発揮しにくい種類です。全身脱毛コースの提供を検討する場合はSHR脱毛やSSC脱毛と併用し、部位ごとに使い分ける方法も検討しましょう。

3-3. 脱毛と同時に美肌効果も期待できる

光脱毛では照射する光の作用で肌の代謝が促されたり、一時的に血行がスムーズになったりすることで、美肌効果を感じる人もいます。また、光脱毛で抑毛・減毛すれば相対的に肌の色が明るくなり、トーンアップした印象をもたせることも可能です。

さらに、光脱毛には、次の効果も期待されます。

・ムダ毛による肌の蒸れを防止できる
・自己処理の頻度を減らせる

ムダ毛による蒸れや頻繁な自己処理は肌を刺激し、さまざまなトラブルを引き起こす原因です。 継続的な光脱毛で自己処理の頻度を減らせば、肌トラブルのリスクを軽減できます。

3-4. 特別な資格は必要ないためサロンに取り入れやすい

光脱毛を行うために、特別な資格や免許は不要です。エステサロンのスタッフが光脱毛機の操作方法をマスターすれば、すぐに新メニューとして導入できます。

なお、光脱毛に関係する民間資格はいくつかあり、差別化を図る目的でスタッフに取得を奨励する方法も一案です。エステサロン市場で有名な光脱毛に関係する民間資格の例は、次のとおりです。

・脱毛士検定
・認定美容ライト脱毛エステティシャン

脱毛士検定は、日本脱毛安全普及協会が主催する検定です。認定美容ライト脱毛エステティシャンは日本エステティック振興協議会が主催する検定で、所定の講習会を受講し、試験に合格することで取得できます。

(出典:一般社団法人 日本脱毛安全普及協会「脱毛士検定」/https://j-esa.jp/html/license.html
(出典:一般社団法人 日本エステティック振興協議会「認定美容ライト脱毛技術者講習会」/http://esthe-jepa.jp/seminars/seminar-depilation/

4. 光脱毛のデメリット3つ

光脱毛のデメリット3つ

光脱毛にはさまざまなメリットがある一方、導入するにあたって知っておきたい注意点が複数あります。以下では代表的な注意点を光脱毛のデメリットとして紹介するため、「エステサロンに導入するか」を決定する際の判断基準の1つとして、参考にしてください。

4-1. 出力が低く施術回数が増えやすい

光脱毛は光の出力が低いため施術回数が増えやすく、最短経路でムダ毛の悩みを解消したいお客様には向きません。光脱毛の効果の感じ方には個人差があるため一概には言えないものの、自己処理が不要になる程度を目指す場合は最低1?2年程度の期間、エステサロンに通う必要があります。

また、そもそも光脱毛は医療レーザー脱毛と異なることから、永久脱毛効果を狙えません。「自己処理がまったく不要の状態を目指したい」というお客様にも、光脱毛は不向きです。

4-2. 効果を実感するまでに時間がかかる場合がある

SHR脱毛など毛包にアプローチして抑毛を図る種類の光脱毛では肌の変化を実感するまでに、一定の期間が必要です。お客様からのクレームを回避するためには、効果を実感するまでにかかる期間の目安や脱毛のしくみを事前に説明することが必要でしょう。

効果を実感する前にエステサロンへ通うことを辞めてしまうと、肌の状態が元に戻るケースもあります。元通りになった状態から再度光脱毛に挑戦する際には、施術を最初からやり直さなければならない可能性があるため、注意しましょう。

4-3. 施術により副作用が出た場合すぐに対応できない

光脱毛の施術を受けた後には、赤み・火傷・肌荒れなどの副作用が出る恐れがあります。エステサロンには医師や看護師がいないため、副作用が出た場合にすぐ、医療的な対応を受けられません。

お客様として安心して光脱毛を受けるためには副作用が出た場合に備えて、かかりつけの病院を作っておく方法が一案です。もしくは、カウンセリングで副作用について聞き、トラブルが出た場合の対処法を事前に相談しておくと安心でしょう。

5. 【比較】脱毛サロンの光脱毛と医療機関のレーザーとの違い

【比較】脱毛サロンの光脱毛と医療機関のレーザーとの違い

脱毛方法には、光脱毛とレーザー脱毛の2種類があります。どちらも光を当ててムダ毛を処理する方法でありながら、それぞれの方法には異なる部分も多いため、違いを押さえておきましょう。

■光脱毛とレーザー脱毛の比較

光脱毛 レーザー脱毛
出力 出力は低めで、毛乳頭(毛母細胞)を破壊しない 出力は高めで、毛乳頭(毛母細胞)を破壊する
1回の施術で得られる効果 レーザー脱毛より低い 光脱毛より高い
痛みの感じ方 低出力のため痛みを感じにくい 高出力のため痛みを感じる恐れがある
施術費用
(全身脱毛の場合)
約20~30万円 約30~40万円
施術可能な施設 エステサロン・脱毛サロン 医療機関(美容クリニック、皮膚科など)
施術期間・回数 レーザー脱毛と比べると、施術回数が多く期間も長い 光脱毛よりも比較的少ない回数・短期間で脱毛が完了する

光脱毛はレーザー脱毛よりも照射する光の出力が低いため、1回の施術で得られる効果が低く、施術頻度も高くなる傾向があります。また、医療機関で医師が行う必要のあるレーザー脱毛と異なり、永久脱毛ではなく「減毛」であることに注意しましょう。

一方で、光脱毛には痛みを感じにくいというメリットもあります。毛質によっては、施術回数を重ねるとほとんど気にならない程度にまでケアすることも可能です。エステサロンや脱毛サロンで気軽に受けやすいだけでなく、費用が安く済むことも嬉しいポイントと言えます。

6. 【エステサロン向け】業務用脱毛機の選び方

【エステサロン向け】業務用脱毛機の選び方

業務用脱毛機は製品によって特徴が異なるため、お店のコンセプトに合うものを選択しましょう。たとえばメンズ脱毛に対応しているエステサロンでは、髭脱毛や胸毛脱毛に適した製品を選択する必要があります。キッズ脱毛の需要が見込まれるエステサロンでは子供向けモードが搭載された製品を選択しましょう。

その他、業務用脱毛器を選択する際には、下記の点に注目する必要があります。

・ランニングコスト
・サポート体制

業務用脱毛機は導入コストの他、部品の交換費用や電気代などのランニングコストが必要です。業務用脱毛機を選択する際には導入コストとランニングコストの両方を考慮し、予算の範囲に納まることを確認しましょう。また、業務用脱毛機を安全に利用するためには、サポート体制が充実している製品を選ぶと安心です。

業務用脱毛器の選び方についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
業務用脱毛機の選び方!サロンに最適な機器を選ぶポイント

6-1. 魅力的な脱毛機器を導入するなら「ミヤタッチ」

「光脱毛を施術メニューに加えたい」と考えるエステサロン経営者の中には、どこで脱毛機器を購入するか迷う方も多いでしょう。 魅力的な業務用脱毛機器を探している方は、エステサロン向け美容卸サイト「ミヤタッチ」にご相談ください。

参考までに以下では、ミヤタッチで取り扱う脱毛機器のラインナップと特徴を紹介します。以下の中に導入したい脱毛機器があればぜひ、ミヤタッチへの問い合わせ・購入を検討ください。

ReShot pro-リショットプロ-

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リショットプロは男性、女性、子供向けモードが搭載された脱毛機器です。フェイシャルケアやバストケアにも対応しており、1台あれば、総合的な美肌ケア・トリートメントを提供できます。
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Premium Light Pro-プレミアムライトプロ-

プレミアムライトプロ

プレミアムライトプロはワゴンに載るほどのコンパクトボディが魅力の脱毛機器です。ハンドピースは握りやすく、高速照射時のスライドや詳細な角度調整をこなせます。
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ミヤタッチには、業務用の美容機器に関する知識が豊富なインストラクターが多数在籍しています。商品のデモや使用方法に関する講習も可能であり、スタッフによるサポート体制も万全であるため、安心して機器を導入することが可能です。

魅力的な脱毛機器をはじめ、化粧品などの消耗品や制服など、サロンに必要なアイテムを幅広く取り扱うミヤタッチをぜひご利用ください。

まとめ

今回は、光脱毛のメリット・デメリットや、レーザー・医療脱毛との違いを中心に解説しました。

光脱毛は1回の施術で得られる効果が低く、毛が生えなくなるわけではありません。しかし、皮膚の負担が小さく痛みを感じにくいというメリットがあります。脱毛を希望する方が気軽に受けやすい方法でもあるため、光脱毛をメニューに入れるか迷っている場合は、前向きに検討してもよいでしょう。

光脱毛の施術ができる業務用脱毛機器を探している方は、エステサロンでの施術に対応した商品を豊富に取り扱う「ミヤタッチ」をご活用ください。

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