超音波美顔器の効果｜最新高密度超音波治療器の水玉リフティングも紹介

年齢を重ねるにつれて目立ちはじめた毛穴の開きやたるみといった肌の悩みを抱える方は少なくないでしょう。美肌を維持するためには、生活習慣の見直しや正しいケアが重要です。

肌のケアの1つに、超音波美顔器が挙げられます。
今回は、超音波美顔の特徴・歴史から期待できる効果、業務用と家庭用の違いまでを徹底解説します。最新の高密度超音波「水玉リフティング」についても詳しく紹介するので、美容に興味のある方やエステサロンの経営者の方は、ぜひ当記事を参考にしてください。

1.　超音波美顔器とは？

超音波美顔器とは、超音波の細かな振動で肌をケアする美容機器です。パナソニックやヤーマンなどの有名メーカーはもちろん、さまざまなメーカーで超音波美顔器の開発や販売が行われています。

超音波美顔器は、美容への意識が高い方や肌の悩みを改善したい方に人気です。フェイスケアやボディケアのために、業務用超音波美顔器を導入するエステサロンも多く見られます。

超音波美顔器は、イオン導入機能・EMS機能・LED機能など、機器の機能性によって得られる効果に差があります。

1-1.　超音波美顔器の歴史

日本で超音波美顔器が注目されるようになったのは、1977年に気方式超音波美顔器が発売されたことがきっかけです。

2017年には、ドイツのWellcomet社が開発した業務用超音波美顔器「LDM」が日本に初めて登場しました。「LDM」は、従来の超音波美顔器よりも大きな超音波を採用したエステティック専用マシンです。「LDM」は次々と新しいモデルを発売していますが、まだ歴史が浅い業務用超音波美顔器です。

2.　超音波美顔器で期待できる効果

超音波美顔器が発する細かな振動は、1秒間に数100万回と言われています。超音波美顔器には、肌のクレンジング効果やマッサージ効果などさまざまな効果が期待できます。
低周波は、超音波振動が皮膚の深い部分まで伝わることが特徴です。高周波は、肌表面や皮膚の浅い部分へのアプローチに適しています。

超音波美顔器は美容効果を期待できますが、毎日使用すると肌に負担がかかったり必要な皮脂まで落としてしまったりする可能性があるため、正しく使用することが大切です。

ここでは、超音波美顔器で期待できる主な効果を3つ紹介します。

2-1.　毛穴に詰まった汚れ落とし

超音波美顔器の細かな振動は、毛穴に詰まった汚れを落としやすくします。
通常の洗顔では、メイクや古い角質を落としきれていない方も少なくありません。毛穴汚れや古い角質は、黒ずみ・肌荒れ・ニキビなどの原因になります。汚れや角質が蓄積しないように、ディープクレンジングでしっかり落としきることが大切です。

毛穴に詰まった汚れを落とした後の肌は、化粧水や美容液成分の浸透効果がアップします。

2-2.　フェイスラインの引き締め

超音波美顔器で期待できるのが、フェイスラインの引き締め効果です。脂肪や筋肉に超音波の振動が伝わると代謝が促され、脂肪燃焼や筋肉の引き締め効果が高まります。

肌内部は、皮膚・皮下脂肪・筋肉の層になっています。低周波超音波は、肌の土台となる筋肉部分にも働きかけることが可能です。

また、むくみやたるみなど、フェイスラインの悩みをピンポイントでケアできます。表情筋を刺激することで、シワを防ぐ効果も期待できます。

2-3.　細胞の活性化によるターンオーバーの正常化

細胞の活性化により肌のターンオーバーが正常化することも、超音波美顔器で期待できる効果の1つです。

ターンオーバーとは、古い皮膚がはがれて新しい肌に変わるサイクルです。ターンオーバーの乱れは、シミやそばかすの原因となる場合があります。

超音波の刺激を肌内部まで与えることで、細胞同士がぶつかり合い摩擦熱が生じ、温熱効果で血行やリンパのスムーズな流れにつながります。血行やリンパの流れがスムーズになると、新陳代謝の促進や老廃物の排出が促され、ターンオーバーの正常化が進む仕組みです。

3.　業務用超音波美顔器と家庭用超音波美顔器の違い

超音波美顔器には、業務用と家庭用の2種類があります。それぞれの違いは、下記の通りです。

家庭用は、個人が使用するために安全性を重視して周波数を小さく設計しています。

業務用超音波美顔器のメリット・デメリットは、下記の通りです。

メリット	・機能性に優れている ・最新の機器や技術でケアできる
デメリット	・スタッフの知識と技術力が必須となる ・家庭用に比べるとコストがかかる

業務用は、多機能かつハイパワーな施術ができます。イオン導入やEMSなど超音波以外の機能を併せ持つ機器もあります。
ただし、導入するエステサロン側の注意点として、適切な知識や技術が必須になることを理解しておきましょう。

家庭用超音波美顔器のメリット・デメリットは、下記の通りです。

メリット	・自宅で手軽にセルフケアできる ・サイズ感が小さくて操作しやすい
デメリット	・使用方法や頻度によっては肌に負担となる場合がある ・ランニングコストがかかる

家庭用は、ヤケドや思わぬ事故を防ぐために超音波を発するエネルギー量を抑えています。
手軽に好きなときにセルフケアできますが、専用ジェルや導入美容液などのランニングコストがかかります。

4.　最新の高密度超音波を利用した「水玉リフティング」とは？

エステサロンに超音波美顔器を導入する場合は、「水玉リフティング」にも対応できる機器を導入するのもおすすめです。水玉リフティングとは、最新高密度超音波エネルギーを利用した治療法です。

水玉リフティングは、従来の超音波システムに比べて超音波を発するエネルギー量が大きくなっています。
従来は1MHzと3MHzの超音波が一般的でしたが、水玉リフティングは10MHzの超音波も適用可能です。超音波の大きさが変化することで、振動の細かさがより小さくなりました。

ここからは、水玉リフティングの特徴や使用するメリットについて詳しく解説します。

4-1.　水玉リフティングの施術内容

水玉リフティングの施術内容は、次の通りです。

1	診察・カウンセリング

2	クレンジング・洗顔

3	美容液の塗布

4	高密度超音波を照射

5	トリートメント・パック

6	施術終了

施術時間はコース内容によるものの、1回あたり15～60分程度です。異なるエネルギー量の超音波を同時に照射することで、さまざまな角度から細胞を刺激できます。
フェイシャルや首はもちろん、ボディラインへの施術も可能です。

4-2.　水玉リフティングで期待できる効果

水玉リフティングで期待できる主な効果は、下記の通りです。

水玉リフティングは、皮膚の再生や肌本来の働きを促進する効果が期待できます。施術の効果や目的別に、「エイジングケアコース」「痩身コース」「皮膚疾患治療コース」などのプランを設けているエステサロンもあります。

4-3.　水玉リフティングのメリット

水玉リフティングのメリットは、下記の通りです。

水玉リフティングは皮膚に強い刺激を与えないため、痛みが苦手な方でもストレスなく施術を受けられます。また、副作用のリスクもほとんどありません。施術後は当日からメイクや入浴が可能で、赤みや腫れが起こることなく普段通りの生活ができます。

水玉リフティングは、敏感肌やアトピーの方でも施術できます。ただし、肌の状態や症状には個人差があるため、医師やスタッフに事前に相談しましょう。

水玉リフティングは、多くの方の肌悩みを改善できる最新高密度超音波治療器です。エステサロンに導入することで、よりお客様のニーズに合った施術を提供できます。

まとめ

超音波の振動を利用した超音波美顔器は、肌のクレンジング効果やマッサージ効果を期待できます。超音波美顔器の1秒間に数100万回程度の振動で、洗顔で落としきれなかった肌の汚れや筋肉の衰えによるたるみにアプローチすることが可能です。ただし、超音波美顔器を毎日使うことはおすすめできません。肌に負担がかからない程度に使用しましょう。

エステサロンに超音波美容機器を導入するなら、最新の高密度超音波を利用した水玉リフティング機能が搭載された機器がおすすめです。
水玉リフティングは従来の超音波システムと比べて超音波を発するエネルギー量が大きく、施術時間の短縮につながります。痛みや副作用のリスク、ダウンタイムなどが少ないため、お客様の満足度向上も期待できます。

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