【エステサロン向け】お客様に送るDMの書き方・例文とポイント

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【エステサロン向け】お客様に送るDMの書き方・例文とポイント

DM(ダイレクトメール)は、エステサロンの集客やリピーターの獲得に有効なツールです。DMの導入を検討するに際して、「どのような内容を記載すればいいのか」「思ったほど効果が出ないのではないか」と考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、DMを送ることのメリットを解説し、後半ではお客様の心に刺さるDMの書き方と例文を紹介します。お店のイメージアップや既存顧客の固定化だけではなく、休眠顧客に再来店を促すことも期待できるため、DM作成に悩んでいる方は参考にしてください。

1. エステサロンがDMを送るメリット

エステサロンがDMを送るメリット

DMを集客や情報発信のツールとして使うために、まずはDMを送るメリットをよく理解しましょう。エステサロンがDMを送るメリットは、以下の4点です。

既存顧客、休眠顧客にアプローチできる
DMは既存顧客はもちろん、しばらく利用のない休眠顧客にもアプローチすることができます。一度お店に興味を持ったお客様であるため、DM発送が再来店のきっかけになる可能性は高いでしょう。

ターゲットを絞って送れる
年齢や悩み別にターゲットを絞り込んでDMを送ることで、費用対効果の向上が期待できます。ターゲットとなるお客様をピンポイントで集客できるため、キャンペーンや新商品の発売など、力を入れてPRしたいときにも大きなメリットがあると言えるでしょう。

開封率が高い
チラシや広告に比べて開封率が高いのも、DMのメリットです。「DMメディア実態調査2021」では、本人宛のDM開封率は79.5%と高く、そのうち「話題にした」「インターネットで調べた」「来店した」といった行動をとった比率は21.0%でした。DMがお客様に行動を促すための有効なツールであることが分かります。
(出典:一般社団法人日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2021」https://www.jdma.or.jp/upload/research/20-2022-000021.pdf

効果を検証しやすい
DMは、集客やセールスにどのような効果があったのかを検証しやすいこともメリットです。効果検証は、DMハガキを持参したお客様の数、URLのクリック率などから測定します。効果検証で見えてきた課題を改善し、次の機会に生かすことで、回を重ねるごとに反響率の高まりが期待できるでしょう。

2.エステサロンがDMを送る上で押さえたい3項目

エステサロンがDMを送る上で押さえたい3項目

DMの送付には多くのメリットがありますが、ただ形式通りに送るだけでは集客につながりません。お客様の悩みや現在の状況をイメージしながら、DMの種類、デザイン、タイミングの3項目にも気を配ることが重要です。お客様が何に悩み、どのような商品を求めているのかをしっかりと把握し、最も適切な方法を選びましょう。

2-1. DMの種類

DMの種類は、以下の4つがあります。それぞれの特徴とメリットを紹介します。

・ハガキ
ハガキでのDM送付は、お客様が受け取ったその場で、視覚的にメッセージを伝えられることが大きな特徴です。お客様の手元に形として届くことを生かし、お店の存在を強く意識してもらえるデザインを考えましょう。ただし、発送や印刷のコストがかかることは考えておく必要があります。

・手紙
手紙はハガキより多くの情報を届けることができるため、伝えたい情報が多いときに有効です。化粧品のサンプルやクーポンを同封できるので、誕生日DMや商品紹介のDMとして使われることもよくあります。最も発送コストがかかる方法ですが、開封しないまま捨てられることもあるため、送るタイミングや開封したくなるようなデザインにしましょう。

・メール
メールを使ったDMなら、コストを抑えて多くの方に情報を届けることができます。印刷や発送のコストがかからないため、お客様に合わせた文面の変更が容易<であることもメリットです。ただし、最近は迷惑メール対策のレベルが高い傾向にあり、DMが未着となるケースも想定しておく必要があるでしょう。

・メッセージアプリ
メッセージアプリを使えば、アプリをダウンロードしているユーザーに一斉にDMを配信することができます。受け取る側も気楽に開封してくれることが多く、開封したかどうかの測定も容易です。ただし、配信されるDMが多いので情報が埋もれがちになることには注意が必要です。

2-2. DMを送るタイミング

DMは、お客様に特別感を与え、来店したいと思えるタイミングに送ることが重要です。下記のような特別な日を狙って送ることをおすすめします。ただし、頻繁に届くDMは特別感がなくなり、効果が薄くなるため注意が必要です。

・お客様の誕生日
誕生日は多くの方が「今年こそ痩せる」「綺麗な肌を手に入れるための1年にする」と自分の変化や目標を意識する節目の日です。お客様の決意を後押しするようなメッセージを入れると、来店を促せるでしょう。

・キャンペーン実施日
お店の記念日や、新商品の発売に合わせたタイミングでDMを送るのも効果的です。「今だけの」「〇〇様だけの」といった言葉で希少性を表現すれば、商品やサービスの価値をさらに高めることができます。

2-3. DMのデザイン

お客様のもとには、多種多様な業種の会社から毎日さまざまなDMが送られてきます。たくさんのDMに埋もれることなく、お客様の心に残るものにするためには、インパクトのあるデザインがとても重要です。

ハガキや手紙であれば、手書きメッセージがあるとお客様に喜ばれやすく、スタッフやエステサロンへの親近感を与えられるでしょう。また、文字の大きさやイメージに合ったフォントなど、文字の読みやすさも意識してデザインしましょう。

3.DMを作る際のコツ

DMを作る際のコツ

DMを作る時、どのようなことを盛り込めばよいのかを設定しておけば作りやすくなります。この項目では盛り込みながら作成するコツをいくつか紹介します。

3-1. 目的を明確に

どのようなお客様に届けたいメッセージなのかを明確にし、そのお客様に合わせた言葉遣いやコンテンツを選びましょう。情報を押し付けるのではなくお客様が欲しがる情報を提供することが大事です。

3-2. パーソナライズ

DMの始まりにはお客様の名前を入れるようにしましょう。文章内にはそれぞれのお客様の個人的な情報やお悩みを盛り込んで上げることで、受け取るお客様が特別扱いをしてもらえているという充実感を与えることが重要です。

3-3. 簡潔で分かりやすい件名、見出し

手紙やハガキの場合は大見出しの部分、メールの場合は件名部分に一番伝えたいことを簡潔で分かりやすく表記するようにしましょう。パッと目に入った内容をいかに興味をもってもらえるかが、DMをすべて読んでもらえるかの鍵を握っています。

4.エステサロン必見!お客様の来店を促すDMの書き方と例文

エステサロン必見!お客様の来店を促すDMの書き方と例文

お客様がエステサロンを利用する理由はさまざまです。「何かしら悩みを解決したい」と思っている方もいれば、「美しさをキープしたい」と思っている方もいるでしょう。DMを書くときに大切なことは、お客様のニーズに合わせて適切な言葉を選ぶことです。

以下では、アプローチしたい場面別に書き方と例文を紹介します。

4-1. お礼DM

お礼DMでは、来店してくれたことへの感謝の言葉と、施術時を思い出してもらえるような内容を記載しましょう。

【例文】

〇〇様、先日はご来店いただき、ありがとうございました。お仕事でお忙しいとのことでしたが、丁寧にお手入れされていることに感服いたしました。多忙な毎日でも綺麗なお肌を保っていただくため、今後とも当店がお手伝いさせていただければ幸いです。〇〇様のまたのご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

4-2. 誕生日DM

【例文】

〇〇様、お誕生日おめでとうございます。当日は素敵な1日を過ごされることと存じます。日頃の感謝の気持ちをこめて、お誕生月だけの特別なプレゼントをご用意させていただきました。年に一度の大切な日のお祝いに、ぜひご活用いただければ幸いです。
いつも笑顔が素敵な〇〇様が、ますます実り多き1年を過ごされますことを心よりお祈りしております。

4-3. 新規顧客へのDM

新規顧客へのDMでは、お店の雰囲気を知らないお客様でも、安心して利用できるような言葉を選びましょう。

【例文】

この度、△△エリアにお住まいの皆様に当店を知っていただきたく、1周年記念に合わせて初回お試しチケットをご用意させていただきました。
当店の人気メニューベスト3の中から選んで、割引価格でご利用いただけます。この機会にぜひご来店いただき、当店自慢のリラクゼーションをご体験ください。

4-4. 休眠顧客へのDM

休眠顧客へのDMでは、来店時の会話などを盛り込み、お客様のことを覚えていることをアピールしましょう。

【例文】

〇〇様、寒暖差の激しい毎日ですが、お変わりございませんでしょうか。この度、半年間ご利用のないお客様限定で、半額キャンペーンを実施しております。
前回のご来店時には、目元の乾燥が気になるとのことでしたが、人気の保湿コースもキャンペーン価格でご利用いただけます。〇日までの期間限定イベントとなりますので、この機会にぜひご利用ください。

まとめ

不特定多数のお客様ではなく、たった1人のお客様に向けて発信するのがDMの目的です。一度にたくさんのお客様にエステサロンやメニューのメリットを伝えようとしても、本当に伝えたいお客様には伝わりません。ターゲット層を絞り込み、できるだけストレートに訴えることを心がけましょう。

お客様が「ちょうど悩んでいた」というタイミングでDMが届けば、来店や商品の購入といった行動につながりやすくなります。

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