エステサロンがリピートを増やす方法6つ|リピートが少ない原因も

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エステサロンがリピートを増やす方法6つ|リピートが少ない原因も

エステサロンの経営において、十分な利益を確保するためには顧客の獲得が重要です。では、新規顧客とリピート客、どちらを優先して増やすべきなのでしょうか。

エステサロンの経営で最も大事なことは、リピート客を増やすことです。もちろん新規顧客数を増やすことも大切ですが、リピート客が増えなければ安定したサロンの経営は望めません。

当記事では、エステサロンがリピート率を高めるための方法を、6つのポイントに分けて解説します。リピート客を増やすメリットやリピートが少ない原因も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

1. エステサロンが「リピート客」を増やすメリット

エステサロンが「リピート客」を増やすメリット

エステサロンの経営には新規集客も必要ですが、何よりも既存の顧客にリピートしてもらうことが重要となります。エステサロンが「リピート客」を増やすことによって得られる主なメリットは、下記のとおりです。

・集客にかかるコストが少なくて済む
・客単価が上がりやすくなる
・物販品の購入率が上がる
・エステサロンの経営が安定する

新規顧客を獲得するためには、広告を掲載したり大きく値引きしたりといった集客方法を実践します。新規顧客獲得もリピート客維持も共に経費は必要です。

新規顧客の獲得には、リピート客を維持することに比べて、5倍以上ものコストが必要とされます。しかしリピート客は、すでにサロンの雰囲気や価格設定を納得し、価値を認めた上で来店するため、サロンの認知や大幅な値引きが必要ありません。

同程度の売上であれば、新規顧客の獲得よりもリピーター客の維持に投資したほうが、結果的に手元に残る利益は多くなるでしょう。

1-1. リピート客が増えない原因は?

リピート客が増えないエステサロンには、「他のサロンでいい」と判断されてしまうだけの原因があります。エステサロンでリピート客が増えない主な原因は、下記のとおりです。

・目標となるリピート率を把握していない
・特別感や満足感が少ない
・予約が取りにくい
・コミュニケーションが不足している

リピート客を増やすためには、まず現在のリピート率と目標となるリピート率に、どの程度開きがあるかを把握しなければなりません。リピート率は、下記の計算式で算出できます。

当月のリピート客数÷開店以来の新規顧客総数×100(%)=リピート率
(例)40人÷100人×100(%)=40%

例えば、これまでに100人の新規顧客が来店し、今月の来店客の40人がリピート客だった場合、そのサロンのリピート率は40%となります。なお、開店以来の新規顧客総数を当月の総来店顧客数に変更して計算すると、リピーター率が算出可能です。

エステサロンで安定感のある経営をする場合、個人経営であればお客さんのリピート率は70~80%が理想といわれます。リピート率の目標を把握したのち、その他の原因を解消するための対策を考えることが重要です。

2. エステサロンがリピート率を高めるためのポイント6つ

エステサロンがリピート率を高めるためのポイント6つ

目標とするリピート率を定めたら、下記の手段を用いてリピート率が増えない原因を解消しましょう。

・メンバーズカード・ポイントカードを作成をする
・クーポンを配布する
・次回予約をお願いする
・SNSを活用する
・接客スキルを磨く
・最新機器・サービスを導入する

ここでは、エステサロンがリピート率を高めるためのポイントを6つ解説します。

2-1. メンバーズカード・ポイントカードを作成をする

サロンのメンバーズカードやポイントカードは、顧客に「特別感」「お得感」を演出できるアイテムです。複数の選択肢があった場合、多くの人が「より特別に扱われる」「特典が得られる」ほうを選ぶ傾向にあります。

メンバーズカードは売上総額に応じてランクを設け、ランクが上がるほどグレードの高いメニューやサービスを受けられるようにするとよいでしょう。ポイントカードは、売上金額や来店回数によってポイントを付与し、ポイントが多くなるほど貰える品物や割引クーポンのグレードが上がるようにすると効果的です。

2-2. クーポンを配布する

クーポンは、リピート客の来店頻度を上げたり、しばらく足が遠ざかっていた顧客を呼び戻したりする効果が期待できるアイテムです。普段選ばないサービスや新しい商品をお得な割引料金や無料で体験・購入してもらうことで、客単価を上げるきっかけにもなります。

クーポンはチラシやダイレクトメールなどへ印刷する他、メンバーズカードやポイントカードの特典として配布する方法が代表的です。「SNSのフォロワー限定」「お誕生日限定」といった方法も用いられます。

2-3. 次回予約をお願いする

施術終了後に次回予約をお願いすることは、リピート率を上げるために有効な手段です。一通りの施術が終わって満足した状態であれば、次回予約の案内にも快く応じてもらえる可能性が高まります。

「良好な状態を維持するため」「さらにワンランク上の状態にするため」など、顧客の利用意欲を促して次回予約を提案しましょう。また、早めに予約してもらうことで、予約したい日時が他の顧客と被って来店の機会を逃す可能性を防げます。

2-4. SNSを活用する

SNSは無料で集客できる宣伝ツールです。顧客と直接つながることで、リピートの意欲を上げたりサロンの魅力や評判を拡散してもらったりすることができます。

具体的には、実際の施術の様子やビフォーアフターを載せることで、来店意欲を上げることが可能です。また、顧客のSNSに対してフォロー&いいねなどをすることによって、顧客からの好感度を上げることもできます。

他にも、おすすめのメニュー紹介や、新メニュー・新商品の案内、「ポイント◯倍デー」「雨の日クーポン」といった、客足の悪い日に来店を促す広告も打つとよいでしょう。

ただし、あまり宣伝色が強すぎると顧客から敬遠される原因ともなるため、注意が必要です。サロンの宣伝以外にも、美容に関するお役立ち情報や地域の出来事なども取り交ぜて発信することで、定期的にチェックしてもらえる可能性が高まります。

2-5. 接客スキルを磨く

スタッフの接客スキルは、顧客のリピート率を上げる重要な要因です。接客スキルを磨くことによって、「またあの人の施術を受けたい」と指名してもらえる可能性が高まります。

エステサロンに来店する顧客は「キレイになりたい」という目的以外に、「リラックスしたい」「心地よい時間を過ごしたい」と望む人もいます。いかに施術者の技術が素晴らしくとも、サロンに緊張感を覚えたり「本当に自分のことを分かっているのか」と不安に思われたりしては、リピート客にはなりません。

顧客ごとに抱える身体や肌の悩みに答えて信頼を勝ち取るためには、個々の状態や希望をカウンセリングやアンケートなどで把握して、施術に反映させることが大切です。顧客ごとにカルテを作成し、顧客の基本情報・来店回数・施術履歴・会話内容・興味の傾向などの顧客情報を記録・分析しましょう。

顧客の目線を忘れず、気持ちを汲み取りながら丁寧に接客対応することでリピート率を上げられます。

2-6. 最新機器・サービスを導入する

最新機器・サービスの導入は、好奇心旺盛で向上心のある顧客の興味をつなぎとめることに効果的です。エステサロンの顧客は美容への関心が高く、常に最新の情報をチェックしている人は少なくありません。他のサロンよりも早く最新機器やサービスを取り入れることで、差別化につながる上、顧客満足度アップも可能です。

業務用美容・エステ機器や美容用品をお求めの人は、高品質・低価格の卸・仕入通販サイトを利用しましょう。「ミヤタッチ」は業務用機器の導入講習を行っているため、最新機器も導入直後からすぐに活用することができます。

最新機器やサービスを導入する際は、プロユース通販サイトである「ミヤタッチ」にご相談ください。

まとめ

リピート客を増やすことは、集客にかかるコストを下げ客単価が上がりやすくなるなど、エステサロンの経営を安定させることにつながります。まずは、現在のリピート率を把握し、後どの程度リピート客を増やすべきか理解することが大切です。

個人経営のエステサロンのリピート率は、70~80%が理想とされます。顧客の「特別感」「お得感」を大切にしながら、エステサロンの情報を発信しましょう。また、自分自身やスタッフ全員の接客スキルを磨き、最新機器やサービスを積極的に取り入れることでリピート客を増やすことが可能です。

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