エステサロンは肌質分析が必須?肌質分析を取り入れるメリット

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エステサロンは肌質分析が必須?肌質分析を取り入れるメリット

現在、化粧品業界や美容業界では「肌質分析」が注目されています。肌質分析はお客様だけでなく、サービスを提供するエステサロンにとってもメリットが豊富です。

肌質分析を取り入れるべきか悩んでいるエステサロンの経営者やオーナーの人は、肌質分析を導入するメリットや得られる効果について把握しましょう。

当記事では、エステサロンが肌質分析を導入すべき理由と得られるメリットを解説します。肌タイプ別によるケアポイントも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

1. エステサロンに肌質分析を導入すべき理由

エステサロンに肌質分析を導入すべき理由

肌質分析を実施するためには、肌質分析機器の導入が必要です。肌質分析機器は安価ではないものの、分析結果を数値化できるためカウンセリングの説得力が増します。肌質分析を導入することは、お客様のニーズを満たしつつエステサロンの独自性を打ち出すためにも効果的です。

ここでは、エステサロンに肌質分析を導入すべき理由を解説します。

1-1. パーソナライズのニーズが高まっている

化粧品業界では、パーソナライズへのニーズが高まっています。パーソナライズとは、個々の関心や状況に合わせてサービスや情報の提供を行う仕組みです。

一人ひとりの肌質に合った化粧品を提供する「パーソナライズドコスメ」は、本当に自分に合うスキンケアをしたいと考える女性に注目されています。パーソナライズドコスメは、通常の化粧品に比べてコストがかかることがデメリットです。しかし、たくさんある化粧品の中から自分に合う化粧品を的確に選べるため、メリットのほうが大きいと感じる人が多く見られます。

配合成分はもちろん、香りやテクスチャを自分の好みに合わせてカスタマイズできるパーソナライズドコスメも人気です。

1-2. 他店との差別化が成功につながる可能性がある

パーソナライズドコスメの需要が高まる一方で、パーソナライズをサービス化できているエステサロンはまだ少ないと言えます。肌質分析を導入してお客様のニーズを満たすことができれば、他店との差別化につながるでしょう。

他店との差別化を成功させるためには、メニュー構成を工夫する必要があります。ライバルとなるエステサロンが提供するメニューをリサーチし、他店で提供していない内容を取り入れることがおすすめです。

安易な値下げは、経営にマイナスの影響を与えるリスクがあります。価格の安さで勝負せず、パーソナライズ・技術力・独自のメニュー提供に力を入れることがポイントです。

2. エステサロンに肌質分析を取り入れるメリット

エステサロンに肌質分析を取り入れるメリット

エステサロンに肌質分析を取り入れることで、お客様一人ひとりと向き合ったサービスが提供できます。エステサロンに肌質分析を取り入れる主なメリットは、以下の2つです。

・カウンセリングが苦手な人の悩みを把握しやすくなる

エステサロンに訪れるお客様の中には、カウンセリングの時間を苦手に感じる人もいます。肌の状態や悩みをうまく聞き出すためには、コミュニケーション能力や心を開いてもらうための雰囲気作りなど、高度な対人スキルが必要です。

しかし、肌質分析機器を使うことで、肌のハリや透明度はもちろん、シミやシワなどの肌に関する悩みも客観的に把握できます。数値化した肌質分析結果をもとにカウンセリングを進めれば、お客様とスタッフの信頼関係も築きやすくなります。

・納得感を持ってサービスを受けてもらえる

「なぜこのケアが必要なのか」「このケアによってどのような効果が期待できるのか」など、お客様がサービスに納得するためには根拠が必要です。肌質分析を取り入れることで、客観的な分析結果をもとに肌の状態に合ったサービスを提供できます。

ケアを行う前と後の解析データを比較できるため、「変化が感じられない」などの不満やクレームが起こりにくいこともメリットです。お客様のニーズに合ったサービス提供を行うと、顧客満足度の向上につながります。

3. 【肌タイプ別】エステサロンのケアのポイント

【肌タイプ別】エステサロンのケアのポイント

ここでは、エステサロンのケアポイントについて肌タイプごとに解説します。

3-1. 普通肌

普通肌の特徴は下記の通りです。

・水分量と皮脂分泌量のバランスがよい
・肌のキメが細かい
・肌トラブルが少ない

普通肌はノーマルスキンとも呼ばれます。うるおいがある一方で、季節や体調によって肌状態が変化しやすい肌質です。

普通肌に合ったケアを行うためにも、カウンセリングでは生活習慣や不安に思っていることなどに耳を傾けましょう。乾燥しがちな季節は保湿ケアを徹底し、皮脂分泌が多くなる時期は毛穴ケアを取り入れるなど、肌状態に合ったケアが必要です。

3-2. 脂性肌

脂性肌の特徴は下記の通りです。

・水分量と皮脂分泌量が多い
・肌のべたつきが目立つ
・肌トラブルが起こりやすい

脂性肌はオイリー肌と呼ばれることもあります。水分量と皮脂分泌量が多いため、メイク崩れやニキビなどの肌トラブルが起こりやすい肌質です。

脂性肌のケアでは、毛穴トラブルが起こらないよう優しく行う必要があります。また、肌内部が乾燥すると皮脂分泌が盛んになり、肌状態が悪化しやすくなるため注意が必要です。肌内部の水分バランスを保つことを意識しながらケアを行いましょう。

3-3. 乾燥肌

乾燥肌の特徴は下記の通りです。

・水分量と皮脂分泌量が不足している
・バリア機能が低下している
・外的刺激に弱い

乾燥肌はドライスキンとも呼ばれます。目もと・頬・口のまわりが特に乾燥しやすく、肌のカサつきや洗顔後のツッパリが起こりやすい肌質です。花粉や紫外線などの外的刺激に弱く、肌トラブルも起こりやすいと言えます。

乾燥肌のケアは保湿が重要です。肌にしっかり水分と油分を与えるケアを意識しましょう。乾燥肌は、アレルギーや加齢が原因となる場合もあります。肌質分析結果とカウンセリングの内容を参考に、適切なケアを提供することがポイントです。

3-4. 混合肌

混合肌の特徴は下記の通りです。

・部分ごとに肌状態が異なる
・皮脂分泌量は多いが水分量が少ない
・バリア機能が低下している

混合肌はインナードライと呼ばれることもあります。「目もとや頬が乾燥する」「Tゾーンはべたつく」など、場所によって乾燥肌と脂性肌の状態が混在する肌質です。

混合肌のケアは、部分ごとに分けて行います。乾燥が気になる部分は保湿ケアを徹底し、べたつく部分は毛穴ケアを行い、肌内部の乾燥を避けるために水分をしっかり補いましょう。混合肌は、肌状態に合わせてケアを変えることが大切です。

3-5. 敏感肌

敏感肌の特徴は下記の通りです。

・アレルギーや肌トラブルで肌が敏感になっている
・バリア機能が正常に働かない
・スキンケアやメイクでかゆみや刺激を感じる

敏感肌の種類は、内的要因と外的要因の2つがあります。2つの具体例は下記の通りです。

内的要因 ・アレルギー体質
・栄養不足
・睡眠不足
・ストレス
外的要因 ・衣類との摩擦
・紫外線
・化粧品に含まれる成分
・間違ったスキンケア

敏感肌のケアでは、肌バリア機能の回復を目指します。無添加・低刺激の化粧品を使うなど、肌にダメージを与えないケアが必要です。セルフケアや使っている化粧品に問題がある場合は、正しいスキンケア方法や化粧品選びのポイントをアドバイスしましょう。

まとめ

化粧品業界では、パーソナライズドコスメが注目されています。パーソナライズのサービスを取り入れているエステサロンはまだ少ないため、肌質分析を取り入れて独自性を打ち出しましょう。

エステサロン向け総合美容卸サイト「ミヤタッチ」では、肌質分析機器も取り扱っております。機器に顔を入れる全顔タイプと、小さな機器で撮影できるコンパクトタイプをご用意しており、ニーズに合わせてお選びいただけます。お客様によりよいケアを提供するためにも、肌質分析機器の導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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