【エステサロン向け】タオルの選び方3つ|サイズ・生地形状も解説!

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【エステサロン向け】タオルの選び方3つ|サイズ・生地形状も解説!

タオルには豊富なサイズや厚さがあり、また生地の形状もさまざまです。タオルを多く使用するエステサロンでは、タオルの品質や機能性にこだわることで、お客様の満足度を高められる可能性があります。しかし、タオルは大きい・厚いほど、使用感が優れているわけではありません。

そこで今回は、エステサロン向けにタオルの選び方を解説します。「エステサロンで使うタオルはよいものを揃えたい」と考えている人は、タオル選びのポイントを押さえましょう。

1. 【エステサロン向け】タオルの主な選び方(1)サイズで選ぶ

【エステサロン向け】タオルの主な選び方(1)サイズで選ぶ

エステサロンのタオルを選ぶ際は、まずサイズを基準にしましょう。タオルの場合、縦×横の大きさ以外に、重さにも注目します。基本的に「重い=厚い」「軽い=薄い」となるものの、薄いタオルが低品質なアイテムとは限りません。

タオルには、乾いた状態での使用が推奨される「ドライユース」と、濡らした状態での使用を視野に入れた「ウェットユース」の2種類があります。

種類 内容 具体例
ドライユース 水分を拭き取る目的で作られたタオルです。厚手の商品が多く、吸水性や給水量に重点が置かれています。 ・フェイスタオル
・バスタオル
・タオルケット
・タオルシーツ
ウェットユース 濡らして使用する目的で作られたタオルです。薄手で小型の商品が多く、絞りやすさや乾きやすさに重点が置かれています。 ・スチームタオル
・おしぼり用タオル
・浴用タオル

ドライユースのタオルを濡らすと重く使いにくくなるため、タオルは用途によってドライユース・ウェットユースを使い分けることが大切です。

1-1. 【サイズ別】エステで使用される主な5つのタオル

下記は、タオルの種類別の使用用途やサイズの目安となります。

・ハンドタオル
ハンドタオルは、施術後に顔や手を軽く拭く用途で使うタオルです。おしぼりとして使用することもできます。
サイズ 約30~35×34~45cm

・スチームタオル
スチームタオルは、ホットタオルとしての使用に適しているタオルです。敷タオル・肩掛けタオル・拭き取り用としても使えます。
サイズ 約35cm×88cm

・フェイスタオル
フェイスタオルは、施術後・洗顔後の顔や手を拭く用途に適しているタオルです。肩掛けタオル・タオルターバンとしても使えます。
サイズ 約33~35×75~90cm

・バスタオル
バスタオルは、身体の拭き取り以外に、巻き付けたりひざに掛けたりして使用するタオルです。ベッドに敷く場合は、大判サイズが適しています。
サイズ 約50~75×100~140cm
大判サイズ 約75~100×150~200cm

・タオルケット・タオルシーツ
タオルケットは、身体に掛けたりベッドに敷いたりして使用するタオルです。フェイシャルベッドやマッサージベッドなどの大きめのベッドには、大判サイズやワイドサイズが適しています。
通常サイズ タオルケット:約90~100cm×160cm
タオルシーツ:約90~138cm×190~200cm
大判サイズ タオルケット:約140cm×190cm
タオルシーツ:約120~140cm×215~230cm
ワイドサイズ タオルシーツ:約140cm×215cm

エステのタオルは、使用目的に応じたタイプを選びましょう。

1-2. タオルの重さ(匁)のチェックも大切!

タオルを選ぶ際は、重さ(匁・もんめ)をチェックするとおおよその厚さを推察できます。尺貫法の単位である「匁」はタオル業界では習慣的に使用されており、1ダース単位で表示されることが一般的です。

「匁」表示の概要と計算例は下記の通りです。

1匁 3.75g(5円玉1枚相当)
表示基準 1ダース(12枚)
計算例 200匁のタオル:200×3.75g÷12=62.5g/枚

エステでの利用に適切な重さのタオルを選びたいときは、下記を参考にしてください。

ハンドタオル 匁表示 65~125匁
g表示 20~39g
スチームタオル 匁表示 200~400匁
g表示 62.5~125g
フェイスタオル 匁表示 200~400匁
g表示 62.5~125g
バスタオル 匁表示 848~2,000匁
g表示 265~625g
タオルケット・タオルシーツ 匁表示 1,470~3,580匁
g表示 462~1,120g

重さの表示は商品や通販サイトによって異なります。タオルを選ぶ際は、「g」「匁」のどちらで表示されているかを確認しましょう。

2. 【エステサロン向け】タオルの主な選び方(2)生地の形状で選ぶ

【エステサロン向け】タオルの主な選び方(2)生地の形状で選ぶ

タオル生地に使用される素材としては「綿(コットン)」「麻(リネン)」「マイクロファイバー」の3種類が一般的です。

中でも「綿」は柔らかさや吸水性・耐久性に優れ、加工できる形状が幅広いため、タオル素材の主流となっています。タオルは、生地の形状によって吸水力や肌触りが大きく変化するため、それぞれの特徴に合わせた用途で使うことがポイントです。

ここでは、タオル生地の形状ごとに特徴やエステでおすすめの利用シーンを解説します。

2-1. パイル生地

パイル生地は、タオルの表面にループ状の糸がくまなく飛び出るように織られた生地です。タオルとして一般的な形状であり、吸水性・保温性が高く柔らかで肌触りがよい反面、毛羽立ちやすい・爪などに引っ掛かるとほつれやすいなどの欠点があります。

ハンドタオルから大判のタオルシーツまで幅広いサイズが生産されており、厚みやカラー展開、価格も豊富です。ドライユース・ウェットユースのどちらにも向いているため、サロンの雰囲気に合った商品を選ぶとよいでしょう。

2-2. シャーリング生地

シャーリング生地は、パイル生地のループ状に飛び出た糸を、表面側だけ均一に切り揃えて作られる生地です。毛先が均一の高さになることで、なめらかでサラサラとした肌触りとなり、タオルの表面にツヤが出ます。

タオル表面の糸量が少なくなるため、パイル生地に比べると吸水性は高くありません。その代わり、平らなタオルの表面には綺麗なプリント加工を施すことができます。吸水性よりもデザイン性に優れているため、タオルに店名を印刷したいときに向いている生地です。

2-3. ワッフル生地

ワッフル生地は、表面にお菓子のワッフルと似た形状の凸凹がある生地です。「ハニカムクロス」「蜂巣織(はちすおり)」とも呼ばれます。生地全体が立体的で厚みがあり、吸水性や速乾性に優れていることが特徴です。

サラリとした感触で肌離れがよい反面、ふんわりと包み込むような使い心地はあまり得られません。タオルのべた付きを感じやすい夏場や、タオルシーツなどでの使用に向いています

2-4. 無撚糸生地

無撚糸生地は、撚り合わせない糸でパイル生地と同じ形状に織り上げた生地です。撚り合わせた糸で織り上げたパイル生地と比べ、1本1本の糸が細くループ数が多いため、非常に柔らかくボリューム感があり、ふんわりとした肌触りが得られます。

吸水性はパイル生地に劣るものの保温性が高く、洗濯を繰り返しても硬くなりにくいことが特徴です。寒い時期や入浴後などに使用すると身体を冷やしにくいため、タオルやバスローブの生地としても向いています

2-5. マイクロファイバー

マイクロファイバーは、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維で作られた生地です。天然繊維よりも吸水性や速乾性が高い反面、耐久性が低く劣化しやすいといった欠点があります。また、熱に弱いためホットタオルにはあまり向きません。

比較的安価で軽量な商品が多く、洗濯しても乾きやすいため、大量のタオルを必要とするエステでの使用に向いています

3. 【エステサロン向け】タオルの主な選び方(3)ブランドで選ぶ

【エステサロン向け】タオルの主な選び方(3)ブランドで選ぶ

エステサロンで使用するタオルの選び方として、タオルブランドにこだわることも1つの方法です。ブランドが確立されたタオルは、肌触りや吸水性のよさ、縫製の丁寧さはもちろん、検品にも気を抜くことなく品質管理が徹底されています。また、品質の高さで有名なブランドを使用すると、お客様からの心証がよくなるでしょう。

「今治タオル」は代表的なタオルブランドです。優れた技術力を誇る今治タオルを名乗るには、厳格な品質基準をクリアしなければなりません。今治タオルは「安心・安全・高品質」なタオルとして世界的にも有名です。

ミヤタッチでは、今治タオルをはじめ、エステ用タオルを豊富に取り扱っております。エステ用タオルを購入する際は、ぜひミヤタッチをご利用ください。

まとめ

エステサロンで使用するタオルは、見た目の高級感だけでなく、用途に合ったサイズや厚さの商品を選ぶことが大切です。タオルの厚さが記載されていない場合、重さをチェックすれば、おおよその厚みを推し量ることができます。

また、生地の形状やブランドも合わせて吟味することで、使いやすく触り心地のよいタオルを取り揃えることが可能です。用途や目的に合った良質なタオルを選び、多くのお客様に満足されるエステサロンを目指しましょう。

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