【エステサロン向け】業務用痩身機器の選び方｜種類と選ぶポイントも

エステサロンの経営者や開業を予定している人の中には、痩身機器を導入し、痩身メニュー・コースを取り入れることを検討している人もいるでしょう。しかし、痩身機器はさまざまな種類があるため、どの機器を選べばよいか迷うことも少なくありません。

この記事では、エステサロン向け痩身機器の種類や選ぶ際のポイントについて解説します。痩身機器選びに迷ったときにおすすめの方法も併せて確認し、施術者がケアしやすく、ボディケアを受けるお客さんの満足度や費用対効果が高い痩身機器を選びましょう。

1.　エステサロン向け痩身機器の種類は？

エステにおける「痩身」とは、基礎代謝の維持やボディメイクなどによって、「美しくサイズダウンすること」を目的としています。エステサロンで?身機器を導入するメリットは、下記のとおりです。

○エステサロンに痩身機器を導入するメリット

ここでは、エステサロンで活用できる代表的な痩身機器の種類と、特徴について解説します。

1-1.　キャビテーション

「キャビテーション」は、本来は液体に圧力を加えたときに起こる「気泡の発生・消滅」といった現象を指しています。痩身エステにおける「キャビテーション」とは、発生した気泡が弾けて消滅する現象を利用し、脂肪に作用するよう開発された痩身機器です。

痩身エステにおけるキャビテーションでは、体の外側から特殊な周波数の音波を与え、脂肪細胞に作用させます。音波が脂肪細胞に作用すると、脂肪の一部が老廃物となり、リンパ液や血液を介して排出をサポートするメカニズムです。

キャビテーション機能を活用すれば、血液やリンパ液に加えて、めぐりの改善にも効果があるとされています。

1-2.　ラジオ波

「ラジオ波」は、高周波の電磁波を脂肪細胞にアプローチすることで脂肪を温め、部分的な痩身を促進する方法を指します。施術の際の痛みや施術後の腫れはほとんどなく、お腹周りや二の腕といった気になる部位ごとで施術を受けることが可能です。

また、周波数の低い製品は皮膚や身体への刺激が比較的小さいため、デリケートな部位への施術もできます。顔のむくみやたるみを改善するメニューを考えている人は、ラジオ波機能を利用した痩身機器の導入を検討しましょう。

1-3.　EMS・電磁波パルスマシン

「EMS（Electrical Muscle Stimulation）」は、体に貼付した専用パッドから微量の電流を流すことにより、強制的に筋肉を動かす方法です。自分の意思とは無関係に筋肉が動くため、自分で体を動かさなくても自然に運動ができている状態となり、横になっているだけで筋肉を効率よく鍛えられるといわれています。

また、近年電磁パルスマシンというものも登場しました。EMSよりもより深い筋肉を刺激し筋肉強化や脂肪燃焼に期待ができる新しいテクノロジー機器です。ジェルを使用することもないのでランニングコストが掛からないというのも特徴です。

EMSや電磁パルスマシンによる筋トレで筋肉量が増加すると代謝が向上し、リバウンドしにくい体を目指すことが可能です。運動だけでは鍛えることが困難なインナーマッスルをトレーニングすれば、姿勢の改善や美しいボディラインの実現も期待できるでしょう。

1-4.　吸引

吸引タイプの痩身機器は、施術部位を体の外から強力なバキュームによって吸い上げ、特殊なローラーを使用して揉みしだくことができます。血液やリンパ液の流れに働きかけることで、むくみ解消やセルライト対策を狙えるでしょう。

吸引タイプの痩身機器は、「脂肪を揉む」という点では人の手による施術と同じである一方、ハンドマッサージでは難しい体の内部の脂肪をもみほぐせるというメリットがあります。短時間でハンドマッサージ以上の効果を安定して得られるため、施術スピードや回転率を上げたい人にもおすすめです。

1-5.　複合型

幅広い痩身メニューを展開したい人や、複数の機器を設置するスペースが確保できない人も扱いやすいでしょう。

2.　痩身機器の選び方｜4つのポイント

エステサロンに痩身機器を導入することには、多くのメリットや魅力があります。しかし、エステサロン向けの痩身機器は高額な機器も多く、「購入するなら失敗はしたくない」と考える人は多いでしょう。

ここでは、エステサロン向け痩身機器を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

2-1.　【機能】エステサロンのコンセプト・客層を考慮

エステサロンに導入する痩身機器を選ぶ際は、検討している機器に自身のサロンが必要とする機能が十分に搭載されているか、確認することが重要です。必要な機能はエステサロンのコンセプトや客層などによって異なるため、下記のようなポイントを意識して機器を選ぶようにしましょう。

○必要な機能を検討する際に意識するポイント

2-2.　【コストパフォーマンス】価格やランニングコストから利益を計算

痩身機器を選ぶ際は、コスト面で大きな負担にならないか検討する必要もあります。機能や出力のパワー、耐久性などを考慮しながら、本体の価格やメンテナンス費用などのランニングコストを考慮して利益を計算しましょう。

一度の施術での単価が低すぎる機器は、サロン運営の負担となる恐れがあるため注意が必要です。

2-3.　【販売歴・サポート体制】メーカー・代理店の実績を確認

痩身機器を購入する際は、トラブルやデメリットが発生するリスクを抑えるためにも、信頼できるメーカーや代理店（販売会社）と契約しましょう。

購入を検討しているメーカー・代理店について、販売歴の長さや導入実績、アフターフォローやサポート体制の充実度など、事前に確認することが大切です。

2-4.　【使いやすさ】手順やサイズを確認

エステサロン向けの機器は業務用ということもあり、比較的大きな製品も存在します。痩身機器も同様であるため、施術ルームの広さやベッド、その他の機器や備品などのサイズを確認したうえで、痩身機器を無理なく設置できるか事前に確認しておきましょう。

また、自身のサロンに在籍するエステティシャンが無理なく操作可能か、施術方法や手順などをチェックしておくことも重要です。可能であれば、メーカーや代理店などによる研修で実際に機器を体験したうえで、導入の判断をしてください。

3.　痩身機器の選び方に迷ったら「ミヤタッチ」

どの痩身機器を導入すべきか迷った場合は、エステサロン向け総合美容卸サイト「ミヤタッチ」の利用がおすすめです。

ミヤタッチには、痩身機器をはじめとする業務用美容機器の取り扱いのプロが在籍しています。複数のメーカーが製造・販売している製品の体験や研修を1日にまとめて受けられるなど、柔軟な対応が可能です。

痩身機器の選び方・使い方に迷った際は、エステに関係するアイテムを幅広く取り扱っているミヤタッチにご相談ください。

まとめ

エステサロン向け痩身機器にはキャビテーションやラジオ波など、さまざまな特徴をもつ製品が存在します。機能やコストパフォーマンス、スタッフの使いやすさといったポイントを押さえて、自身のサロンにおける施術内容やコンセプトなどに適した機器を選びましょう。

痩身機器の選び方に関する悩みは、エステサロン向け販売店のミヤタッチに相談することがおすすめです。ミヤタッチでは、高品質かつ低価格な痩身機器を多数取り扱っており、製品の体験や研修も柔軟に受けられるため安心して機器を導入できます。

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