【エステサロン向け】業務用美顔器の選び方|3つのポイントと美顔器の機能・種類も解説

フェイシャルエステは、エステサロンにおけるメニューの代表格です。エステサロンを経営している人や、開業を予定している人の中には、スキンケアのために業務用美顔器の導入・追加を検討中の人も多いのではないでしょうか。
美顔器などの美容機器は、エステサロンに通う顧客の満足度に直接影響するため、慎重に選ぶことが重要です。
この記事では、業務用美顔器の選び方のポイントや、商品の主な機能・種類について解説します。業務用美顔器の選び方に迷った際におすすめのサイトも確認し、自身のサロンに適した業務用美顔器の検討を進めましょう。
- 1. 業務用美顔器の選び方|3つのポイント
- 1-1. 機能・仕様
- 1-2. コストパフォーマンス
- 1-3. 保証・サポート
- 2. 業務用美顔器の選び方|機能と種類をチェック
- 2-1. 業務用美顔器の7つの機能
- 2-2. 業務用美顔器の2つの種類
- 3. 業務用美顔器の選び方に悩んだら「ミヤタッチ」
- まとめ
1. 業務用美顔器の選び方|3つのポイント

エステでお客さんの満足度をアップさせるためには、業務用美顔器を積極的に活用することが大切です。エステサロンにおける業務用美顔器の導入には、下記のようなメリットがあります。
■業務用美顔器を導入するメリット
○エステメニューの幅が広がる
○施術時間を短縮でき、サロン回転率がアップする
ここでは、業務用美顔器を選ぶときに押さえたい3つのポイント・注意点について紹介します。
1-1. 機能・仕様
業務用美顔器にはさまざまな種類があり、搭載されている機能や出力、施術手順、施術にかかる時間などが異なります。自身のエステサロンのコンセプトや提供するコース、主なターゲット層に合った機能・性能をもつ機器を選ぶようにしましょう。
また、機器のサイズをチェックすることも重要です。エステサロンに設置するベッドやその他の美容機器など、備品を置くスペースを考慮したうえで、使い勝手の良いサイズの美顔器を検討してください。
1-2. コストパフォーマンス
業務用美顔器は高価な製品も多いため、機能や性能を考慮したうえで本体の購入にかかる費用を検討する必要があります。同程度の機能・性能をもつ機器を複数ピックアップし、コスパをよく検討しましょう。
また、メンテナンスの費用や機器に必要な部品・備品、消耗品にかかる料金も把握しておく必要があります。ランニングコストが高すぎると、サロン経営の負担となるため注意しなければなりません。マシンの耐久性なども考慮しながら1回あたりの施術にかかる費用などを計算し、必要な利益を得られる機器を選びましょう。
1-3. 保証・サポート
業務用美顔器はお客さんの肌に直接使用するため、トラブルが発生する可能性も考える必要があります。トラブルの発生を避けるためには、保証やサポートが整っている開発メーカー・代理店(販売店)を選ぶことが大切です。「導入時に丁寧な説明、使い方や手入れに関する講習やサポートがあるか」「購入後の保証・対応はあるか」といった点に注目して選ぶようにしましょう。
サポートの有無の他にも、サポートサービスの内容や頻度、メンテナンスにかかる料金などを確認しておくことも重要です。エステサロンの業務や経営への負担が少ない保証内容かどうか、情報を確認したうえで機器の購入を検討してください。
2. 業務用美顔器の選び方|機能と種類をチェック

業務用美顔器を選ぶ際は、コストパフォーマンスや保証・サポートといった点に加えて、搭載されている機能や性能も事前に確認することが重要です。
ここでは、業務用美顔器に搭載されている代表的な機能や、業務用美顔器の種類について解説します。自身のエステサロンに必要な機能・種類を精査し、自身のサロンに合った製品を選択しましょう。
2-1. 業務用美顔器の7つの機能
業務用美顔器の代表的な機能と特徴は、以下のとおりです。
機能 | 特徴 |
---|---|
超音波 (キャビテーション) | 超音波の振動を肌に作用させることで、毛穴汚れのクレンジング効果(毛穴ケア効果)やマッサージ効果を期待できます。「キャビテーション」とよばれる現象によって、肌の凸凹を改善して肌あたりを良くしたり、化粧品などの美容成分の効果を高めたりすることも期待できます。 |
イオン導入 | プラス(+)とマイナス(-)のイオンを利用して、化粧品などに含まれる美容成分の浸透を促す機能です。イオン導入機能では、表皮の下の角質層に美容成分を届けることも可能であるため、肌の悩みを解消できる可能性があります。 |
ラジオ波(高周波) | 高周波の電磁波(ラジオ波)を肌に作用させ、熱を発生させる機能です。めぐりや基礎代謝、ターンオーバーへの効果が期待できます。また、肌への刺激が少ないことから顔周りなどのデリケートな部位にも使いやすく、肌トラブルを避けられる特徴があります。 |
EMS | EMS(Electrical Muscle Stimulation)は、微弱電流によって筋肉を刺激し、収縮させる機能です。表情筋など顔の筋肉に作用させることで効率よく筋肉を鍛えられるため、フェイスラインの引き締めやたるみの解消といったリフトケアが期待できるでしょう。 |
エレクトロポレーション | エレクトロポレーションとは、電気的なパルスを肌に作用させることで、肌の細胞の間に一時的な隙間をつくり、その部分に美容成分を導入する機能です。イオン導入よりも分子量が大きな成分や、イオン化できない成分を導入することもできます。 |
LEDスペクトル | 現在の肌の状態に合った波長(スペクトル)のLED光を照射することでケアを行う方法です。青色光ではニキビケア、赤色光ではハリ・ツヤケア、白色光ではめぐり改善など、波長によってさまざまな肌ケア効果が期待できます。 |
ニードルレス エアージェット |
高圧ジェットを使用して美容有効成分を霧状にし、肌の深層に届けます。 霧状にすることによって肌への吸収が高まり、みずみずしい肌へ導きます。 |
自身のエステサロンのコンセプトや客層などを考慮し、自身のサロンで使用したい機能を検討してみましょう。
2-2. 業務用美顔器の2つの種類
業務用美顔器には、搭載機能を1つに絞った「単独型」と、複数の機能が搭載された「複合型」の2種類があります。それぞれの詳細や、おすすめのエステサロンのタイプは以下のとおりです。
業務用美顔器の種類 | おすすめのエステサロンのタイプ/施術の例 |
---|---|
単独型 | 1つの機能に特化している単独型美容器は、操作方法がわかりやすく取り扱いやすいため、手技のスキルが高いサロンのオプションメニューとしての導入がおすすめです。 「肌表面はハンドテクニックで、肌の深部はEMSやラジオ波を活用する」など、人の手による施術と組み合わせて利用すると、お客さんの満足度もアップするでしょう。 |
複合型 |
1つの機器に複数種類の機能(モード)を搭載している複合機は、フェイスケアメニューの幅を広げたい人や、エステサロンを新規開業したい人におすすめです。 複合タイプの美顔器を活用することで、質の高い施術を安定的に提供できるため、経験の浅いエステティシャンでも安心して施術を任せられます。 |
痩身機器を購入する際は、トラブルやデメリットが発生するリスクを抑えるためにも、信頼できるメーカーや代理店(販売会社)と契約しましょう。
エステサロンのコンセプトやエステティシャンのスキル・経験、経営規模などによって、導入におすすめの業務用美顔器の種類が異なります。自身のエステサロンの状況を考慮したうえで、適した種類を選択しましょう。
3. 業務用美顔器の選び方に悩んだら「ミヤタッチ」
業務用美顔器の選び方をきちんと理解していても、製品を検討する段階になるとどの美顔器にするべきか悩む人は少なくありません。商品選びに迷った際は、エステサロン向け総合美容卸サイト「ミヤタッチ」にご相談ください。
ミヤタッチには、痩身機器をはじめとする業務用美容機器の取り扱いのプロが在籍しています。複数のメーカーが製造・販売している製品の体験や研修を1日にまとめて受けられるなど、柔軟な対応が可能です。
ミヤタッチでは、業務用美顔器をはじめとしたエステサロン向け美容機器を広く取り扱っており、専属のインストラクターによる機器の研修・体験も行っています。低価格で高品質なアイテムも幅広く取り扱っているため、業務用美顔器を選ぶ際はミヤタッチをご利用ください。
まとめ
業務用美顔器は、ハンドテクニックのスキルや化粧品と同様に、エステサロンに欠かせないアイテムです。業務用美顔器を選ぶ際は、機能面やコストパフォーマンスといったポイントを押さえて、自身のサロンに適した製品を選びましょう。
業務用美顔器は「超音波」「イオン導入」などの6つの代表的な機能をもっており、搭載されている機能の数によって「単独型」「複合型」に分けられます。自身のサロンにどのような機種が適しているか迷っている人は、エステサロン向け総合美容卸サイト「ミヤタッチ」にご相談ください。