エステサロンの集客方法10選|リピーターを増やす方法や集客ツールも

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エステサロンの集客方法10選|リピーターを増やす方法や集客ツールも

エステサロンの集客は、オーナーが開業前や異動前に務めていた店舗から常連客を誘導する他、新規顧客の獲得も挙げられます。既存の常連客だけでは安定した経営につなげることは難しく、早急に店舗に合った集客方法を見つけなくてはなりません。

集客方法は定番のチラシ配布に加え、近年人気のSNSなどWEBを活用した方法もあり、それぞれの良さがあります。

当記事では、エステサロンの集客がうまくいかない理由、集客を成功させるコツ、おすすめの集客方法をオフライン・オンライン別に紹介します。また、エステサロンの集客におすすめの管理ツールも紹介するので、集客に悩んでいるエステサロンの経営者の方はぜひ参考にしてください。

1. エステサロンの集客がうまくいかない理由

エステサロンの集客がうまくいかない理由

エステサロンへの集客がうまくいかない場合は、理由を分析することが大切です。たとえば、よかれと思って価格を下げたものの、利益率が悪く経営を圧迫しているかもしれません。またサロンの対応次第では、リピーターを獲得できず長期的な集客につながらないケースもあるでしょう。

ここでは集客の結果が出ない場合に当てはまる、3つの理由を解説します。

1-1. スタッフの対応に問題がある

スタッフの接客態度は、リピーター獲得の成否に大きく影響します。施術や症状を説明する際に、専門用語を並べたり礼儀に欠けた言動があったりすると、不快な印象を残してしまうでしょう。マーケティングでは、新規客の獲得は既存客よりも5倍コストがかかると言われており、集客を次につなげてリピート率を維持することが重要です。

施術内容やシステムが分かりにくいと警戒心を生み、「また行きたい」という気持ちを引き出せません。対応不可能な要望をされた際も、できない理由を丁寧に伝え理解を求めるなどの誠実な対応が求められます。

1-2. 顧客へのヒアリングが不足している

ヒアリング不足により、顧客のニーズに応えられていない可能性も考えられます。顧客の生活スタイルや美容の悩み、普段行っているケアが分からないと、個々に合ったサービスを行うのは難しいでしょう。また、以前のエステサロンに通わなくなった理由を聞き取り、不快感を与える接客・施術の提案を避ける必要があります。

ヒアリングは理想的な施術を提供するために不可欠です。顧客から要望をうまく引き出せるかが、施術後の満足度を左右します。

1-3. 集客施策の投資が足りていない

集客施策にはある程度の予算を割く必要があり、投資をしていない集客施策に大きな効果は望めません。広告媒体やオンラインでの集客には掲載料などコストがかかるとはいえ、顧客獲得による利益を考えれば必要な投資と言えます。

高い技術やニーズに合ったプランを提供していても、宣伝しなければ人は集まりません。より効率的な集客を図るためにも、効果的な集客施策に対して十分な投資をする必要があります。

2. エステサロンの集客を成功させるコツ

エステサロンの集客を成功させるコツ

美容関連のサービスは1回あたりの利用料金が高額になりやすく、顧客は慎重にエステサロンを選びます。そのため、集客時はアプローチ方法を間違えないよう注意しなくてはなりません。

エステサロンの集客を成功させ、潜在顧客を計画通りに獲得するためには、以下に挙げる4つのコツを押さえることが重要です。

2-1. ターゲットやサロンの強みを明確にする

まずは、ターゲットとエステサロンがもつ強みを明確化する必要があります。多くの顧客を獲得することを考えると、すべての人を対象としたくなりますが、それは効果的とは言えません。ターゲットや強みを絞り込むことで、エステサロン作りの計画にも反映でき、集客したい層に注目されるエステサロンになります。

ターゲットを明確化する際は、具体的なペルソナを設定することがポイントです。

・年齢や結婚の有無
・家族構成
・職業
・どのような悩みを持っているか
・経済状況や消費の傾向など

上記のようにペルソナを作成した上で、ターゲットを明確化すると、似た悩みをもつ潜在顧客に対する集客方法の指標になります。

エステサロンの強みは、得意とする施術メニューや、より多くの方に利用してほしい施術メニューを参考に絞り込むことで、明確化することが可能です。

2-2. エステサロンのサービスを充実させる

エステサロンの集客を成功させるには、顧客を惹きつける魅力的なサービスの提供が大切です。エステサロンの雰囲気がよく設備が整っていても、顧客が望んでいるサービスやメニューがなければ選んでもらえません。

やみくもに種類を増やすのではなく、顧客の層に合ったサービスを用意することが集客効果を高めるコツです。ターゲットやサロンの強みを明確にできているなら、サービス内容を充実させる助けとなるでしょう。

2-3. 競合との差別化を図る

近隣サロンを調査し、他のサロンとは異なるターゲットもしくはサービス内容を設定しましょう。ターゲットやサロンの特徴が同じだと競争率が高くなり、集客のハードルも上がります。競合とは異なる層の顧客獲得を想定し、他にはないサービスを提供するとよいでしょう。

近隣サロンとターゲットが似ているのであれば、サービス内容は必ず差別化を図り、他店に勝るアピールポイントを用意します。実際に競合店舗へ行き、施術内容や価格帯、コンセプトを確認するのもおすすめです。

2-4. 適正価格であるかの見直しをする

長期的な集客を目指すには、サービス内容に見合った価格設定が大切です。提供内容に対して安価すぎる価格を設定すると、エステサロンの経営が立ち行かなくなるでしょう。一方で、価格設定が高くてもサービスの質がよく、悩みが解決されるのなら、顧客は「高い」とは感じずに通い続けてくれます。

エステサロンの経営においても、利益を回収でき、なおかつサービスに対して顧客が納得できる価格にする必要があります。他サロンの価格を基準にするのではなく、自サロンのサービス内容を元に料金を決めましょう。

2-5. ターゲットに合った集客方法を選ぶ

明確化したターゲットに対して、最適な集客方法を選ぶことも重要です。「どのような媒体を使用するのか」「どのようにアプローチをするのか」などを具体的に決定します。

たとえば、20代が日常的に情報収集を行う媒体と、50代が信頼を寄せる媒体が同一とは限りません。近年はインターネット上で広告を展開する方法が主流となりつつある一方で、チラシなどアナログな方法が根強く残っている理由も、ターゲットが異なるためです。

明確化したターゲットの年齢層や生活環境、習慣を参考に、情報が届きやすい媒体やアプローチ方法を決定しましょう。

3. 【ユーザー別】エステサロンへの集客方法

【ユーザー別】エステサロンへの集客方法

集客の戦略を練る際は、ターゲットを明確化し、詳細なペルソナを作成することが欠かせません。加えて、新規客を増やしたいのか、それともリピーターを重視したいのか改めて考えておきます。増やしたい顧客層によってアプローチの仕方が異なるため、それぞれの違いを把握し、ニーズに合った方法を取りましょう。

3-1. 新規顧客の集客方法

Web広告やSEO対策、Googleマップ上位表示を狙うMEO対策などのオンライン集客と看板・チラシなどのオフライン集客を駆使して、新規顧客を呼び寄せます。特に開業間もないサロンの新規顧客獲得では、店舗の存在を知ってもらうことが重要です。

新規顧客の集客で見落としやすいのが、紹介による新規顧客の開拓です。既存顧客の友達・家族を紹介してもらうことで、広告を打ち出さなくても新規顧客を集客できます。施術効果を感じると誰かに話して薦めたくなる方が多いため、効果を感じ始める2〜3回目頃のタイミングで友達・家族への紹介をお願いするとよいでしょう。紹介制度を整えることも、新規顧客の集客として効果的です。

3-2. リピーターの集客方法

リピートを増やす方法として大切なのは、2回目以降の利用を促すシステム作りです。施術直後は、エステサロンへの興味が高まっているため、継続メニューの提案をするのによいタイミングと言えます。施術後に次回の予約受付をしたり、ポイントカードで再来店への特典を付けたりすると、リピート顧客になってもらいやすくなります。

施術のクオリティや接客の向上に加えて、お礼状の送付などを通して顧客との信頼関係を築くことも忘れてはなりません。問い合わせ・口コミへの返信は、該当ユーザーだけでなく、コメントを読んだ他ユーザーの心も掴むため、真摯な対応を心がけましょう。

4. 【オフライン】エステサロンにおすすめの集客方法5選

【オフライン】エステサロンにおすすめの集客方法5選

エステサロンの集客方法を大きく分けると、オフラインとオンラインの2種類があります。オフラインはインターネットが普及する以前から存在する集客方法で、現在も幅広い業界で採用されています。

ここでは、エステサロンにおすすめの、オフラインで利用できる集客方法を5つ紹介します。

4-1. 看板

ビルの1室を借りてエステサロンを経営している場合、近隣住民に存在自体を知られていない可能性があります。地図や住所を記載したチラシを配布しても、初めて訪れる場所では目印がなければ多くの方が道に迷うでしょう。

そこで、看板をビルの壁面や路上に設置することで、チラシなど他の媒体を参考に訪れた方を取りこぼさず集客できます。また、地元の住民にエステサロンの存在を知ってもらえるため、近隣の潜在顧客に対するアプローチにもつながります。

なお、スタンド看板など路上に設置するタイプの看板は、エステサロン名の他に施術メニューや選ばれる理由、コンセプトを記載できます。

4-2. チラシ

地域密着型のエステサロンを目指している場合、チラシの街頭配布やポスティングも効果的です。チラシは記載できる内容が絞り込まれるため、必要最低限の情報を記載することになります。そのため、インターネットに慣れていない世代だけではなく、必要な情報を簡潔に知りたい方へのアプローチも可能です。

また、近隣エリアにチラシを配布すると、新聞をとっていない世帯にもエステサロンの存在を知ってもらえるため、潜在顧客を効率良く見込み客へと変えられるでしょう。ただし、一部のマンションはポスティングを禁止しているため、注意が必要です。

4-3. 名刺

異業種交流会などのイベント時に関係者と交換する名刺も、集客ツールとして役立ちます。

たとえば、名刺の裏面にエステサロンが得意とする施術メニューや、施術に関する「他店とは違う点」「選ばれる理由」を記載します。文章量が多すぎると読んでもらえる可能性が低くなるため、簡潔な内容におさめることがポイントです。

また、既存客を介して集客したいときも名刺を活用できます。ショップカードのように待合室やカウンターに設置して自由に持ち帰れるようにすると、エステサロンを気に入ってくれた既存客が知り合いを紹介してくれるでしょう。

4-4. お礼状

集客を成功させるコツの1つが、既存客の囲い込みです。心のこもったお礼状で既存客とのつながりを太くすることは、安定した経営につながります。

基本の挨拶文は印刷で十分ですが、単純に大量生産のお礼状を送付するだけでは集客の効果は期待できません。個人に向けたメッセージを添えるなどして、顧客に「自分のことを覚えてくれている」と実感してもらうことが重要です。

4-5. お祝い状

個々に合わせたお祝い状は、顧客としての特別感を与えます。定番なのは誕生日祝いのDMで、割引クーポンや限定サービスを付ける方法は休眠顧客を呼び起こす施策としても有効です。

割引クーポンや限定サービスを付けることで通常のDMよりも中身をよく見てもらいやすく、イベントやキャンペーンの告知にもなるでしょう。お祝いしたい気持ちを一番に伝え、個人に当てたメッセージを一言加えると、顧客とのつながりをより強められます。

5. 【オンライン】エステサロンにおすすめの集客方法5選

【オンライン】エステサロンにおすすめの集客方法5選

オフラインと同じく、近年はさまざまなオンラインツールを活用した集客も不可欠です。オフラインは多くの制限がある一方で、オンラインは制限がなく、比較的自由に集客できます。

ここからは、エステサロンの集客に活用できる5つのオンラインツールを紹介します。

5-1. ホームページ・ブログ

エステサロンの魅力を最大限伝えることのできるツールが、ホームページです。施術メニュー紹介などはチラシや看板でもできますが、すべての情報を記載できるわけではありません。

媒体の面積に縛られないホームページは、下記の情報をまんべんなく提供できます。

・エステサロンの情報(紹介文・住所・営業時間など)
・オーナーの想いや経歴
・エステサロンが選ばれる理由
・エステサロンの施術メニューや価格
・使用しているアイテム
・アピールしたいエステ機器
・スタッフ紹介
・クーポン配布

ブログや各種SNSとの連携もできるため、連動したキャンペーンを開催して更なる集客を狙えます。

5-2. Web広告

Web広告はSNSや動画投稿サイトなど、オンライン上の媒体に広告を打ち出す方法です。不特定多数にWeb広告を表示させるのではなく、美容に興味のある方や、エステサロン情報を検索していた方など、集客が期待できる層にだけ表示させます。

Web広告は、エステサロンなどに興味をもっている人物が、Web広告をクリックしたりタップしたりすることで、専用のランディングページやホームページにアクセスしてもらう仕組みです。そのため、「どのような人がWeb広告に反応したのか」「実際の予約数はどの程度か」など、反響を明確なデータとして収集できます。

予算に余裕がある場合は、クーポンサイトへ登録して、エステサロンに最適な広告方法をアドバイスしてもらうこともおすすめです。

5-3. 動画

動画は、エステサロンの雰囲気を分かりやすく伝えられます。インターネット配信もでき、多くの方に見てもらいやすいのがメリットです。

店内やエステティシャンの紹介、商品の使い方、施術シーンの動画はターゲットに安心感を与えることができ、結果として来店を促せるでしょう。ただし、動画による集客は映像のクオリティが集客効果を大きく左右します。スマホアプリでも簡単に動画撮影・編集ができますが、撮影に自信がない場合は動画制作会社に依頼するのも1つの方法です。

5-4. SNS

若い世代を中心に集客したい場合は、SNS時代ならではのPR方法も検討すべきです。1回の投稿可能文字数が限られているため、ホームページほど全情報を網羅した発信は困難ですが、下記のようなメリットがあります。

・リアルタイムで情報を提供できる
・拡散による効果の拡大が期待できる
・エステサロンやスタッフのファンができる

専用アプリで素早く投稿・閲覧できるSNSは、ホームページよりも手軽に新しい情報を発信でき、イベント情報や臨時休業などの告知に最適です。拡拡散機能を活用することでキャンペーンを開催したり、幅広い層に宣伝できたりと、知名度アップにも役立ちます。

また、投稿内容によってはエステサロンやスタッフの固定ファンを獲得できるため、新規客の獲得や既存客の囲い込みにつながるでしょう。顧客の口コミを拡散して、エステサロンの人気をアピールすることもできます。

5-5. 集客サイト

全国のエステサロン情報をまとめた美容系ポータルサイトに掲載すれば、より多くの方に認知されます。美容系ポータルサイトにはサロン検索やオンライン予約の他、口コミが載っています。

美容系ポータルサイトは主にエステサロンを探しているユーザーが利用するため、目にとまるような内容を記載すると来店を促せます。ペルソナを絞り、ターゲットに合わせた情報発信をすると、高い集客効果を狙えるでしょう。

6. エステサロンの集客には管理ツールの導入もおすすめ

エステサロンの集客には管理ツールの導入もおすすめ

エステサロンの集客のために、ネット予約やヒアリング情報の整理、DM管理のシステムを一から構築するのは労力がかかります。顧客管理のシステム作りをしたいなら、管理ツールを導入するのもおすすめです。

エステサロン向け総合美容卸サイト「ミヤタッチ」が提供するL'aide(レイド)は、サロン業務に特化した管理ツールです。L'aideは以下の機能を備えており、サブスクリプション会員になると利用できます。

・カルテや書類の管理
・写真撮影と管理
・会計や売上管理
・契約書作成と管理 など

カウンセリングシート機能では、手書きや音声入力でメモを付け足せて、紙ベースと同じ感覚で作成・管理できます。ミヤタッチの管理ツールを活用すれば、集客や管理業務がシンプルになり、顧客とのコミュニケーションに力を注げるでしょう。

まとめ

エステサロンの集客で成功するためには、ターゲットや強みを明確化した上で、最適な販促ツールや宣伝方法を選ぶことが大切です。看板やチラシなど昔ながらの方法を活用する一方で、必要に応じてWeb広告やSNSの活用も検討することをおすすめします。既存客に対する配慮も加えると、将来も安定した経営ができるでしょう。

エステサロンの強みとしてアプローチできるものは、施術の腕や施術メニューの他、導入機器も挙げられます。

エステ用品やエステ機器を購入する際は、「ミヤタッチ」をご利用ください。ミヤタッチでは、エステサロン用の脱毛機器や痩機器など、大型のアイテムも提供しております。また、L'aideなどの予約システムやカウンセリングシート機能などが搭載されたツールもあります。管理ツールに興味のある方も、ぜひ一度ミヤタッチをご覧ください。

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