エイジングケアとは?エイジングサインと適切なお手入れ方法

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【ミヤタッチコラム】エイジングケアとは?エイジングサインと適切なお手入れ方法

加齢に伴って肌にはっきりと表れる老化のサインは、人が生きている以上決して避けられない現象です。毎日のようにメイクをする女性の中には、鏡で顔を見るたび目にするエイジングサインに悩んでいる人もいます。

そのため、エステなどの美容系サロンがエイジングケアメニューを導入することは、サロンの売上アップに非常に効果的です。サロンがエイジングケアに強いことを打ち出せば、来店客が伸びる可能性があります。

そこで今回は、エイジングケアに関する基礎知識と、エイジングケアを行うべきタイミングや効果が期待できるケアの方法について解説します。また、エイジングケアの効果を期待できる飲み物・食べ物についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. エイジングケアとは?

エイジングケアとは?

エイジングケアのエイジングは「加齢」や「老化」、ケアは「管理」や「手入れ」を示します。一方で、アンチは「反対」や「抵抗」といった意味を持つ言葉です。つまり、エイジングケアは「加齢や老化に合わせた手入れ」を指します。エイジングケアは、若々しい心と体を維持し、生活の質を高めることを目的としています。

最近では、予防医学の重要性が認識されるようになり、その一環としてエイジングケアも注目されるようになりました。

エイジングケアという言葉は、若年層~中年層の比較的若い世代の人々に対して使われる言葉です。美容業界では「見た目年齢を若々しくする」「年齢肌を適切にケアする」という意味で、エイジングケアという言葉が使われます。

※エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと。

2. 肌の衰えを示すエイジングサインの例

肌の衰えを示すエイジングサインの例

人は、28歳ごろから皮膚の代謝が落ち始め、肌の滑らかさやふっくら感が減り、肌老化の症状が徐々に表面化します。加齢とともに訪れる肌の変化は、何もせずに放っておくと、次第にはっきりとしたエイジングサインとして表れてきます。

下記のような症状は、肌の機能が衰えてきたことによるエイジングサインです。

・肌が乾燥しやすくなった
・時間の経過とともに肌がくすむ
・シミの色が黒くなり目立ってきた
・目元や口元の小じわが増えてきた
・ほうれい線やマリオネットラインが深くなってきた
・肌のハリがなくなってきた
・頬に縦長の毛穴が目立つようになってきた
・目元や口元の皮膚がたるんで下がってきた
・メイクのノリが悪くなってきた
・メイクが崩れやすくなった

2-1. エイジングケアを行うべきタイミング

エイジングサインが出るタイミングは、体質や生活習慣によって異なります。食生活や睡眠時間に気を配っていない場合、早ければ20代前半でエイジングサインが目立ちだすこともあります。そのため、エイジングケアを何歳から行うべきかは一概に言えません。

自分でエイジングサインを実感し始めたときが、エイジングケアを行うべきタイミングです。

肌トラブルや老化が進んでからエイジングケアのお手入れを始めても、目に見える効果として出にくくなる恐れがあります。エイジングケアを早く始めることには問題ありません。
鏡を見た際に気になるエイジングサインを見つけたら、できるだけ早めに手を打つことが重要です。

3. 若々しい印象を作るエイジングケアの方法

若々しい印象を作るエイジングケアの方法

エイジングケアは、すぐに効果を得られるものではありません。
しかし、日頃からエイジングケアを心がけることで、若々しい印象を演出することが可能です。いつもの生活の中に上手にエイジングケアを取り入れれば、少しずつでも効果を感じられるでしょう。
ここでは、自分で行えるエイジングケアの方法を4つ紹介します。

3-1. 年齢に合わせたスキンケアに変える

若いときは基礎化粧品にこだわらなくて問題なかったとしても、年齢を重ねるにつれて肌質が変化し、以前と同じ化粧水や美容液では美肌成分の含有量が足りなくなる恐れがあります。

市販されている化粧品は、年代ごとに抱えやすい肌の悩みやさまざまな肌状態に合わせて成分を配合・調整して作られています。各メーカーが推奨する年代を参考に、日頃の基礎化粧品を見直すこともエイジングケアのひとつです。

また、スキンケアの中でもクレンジングは非常に重要な工程です。若い頃のようにゴシゴシとこすってメイクを落とすと、肌荒れやくすみの原因となります。また、肌にメイクが残ったままだと、色素沈着やターンオーバーの遅れが生じます。

そのため、年齢を重ねたときほど、必ず寝る前には刺激の少ないクレンジングを使用し、しっかりとメイクを落としきることが大切です。

年齢に合わせたスキンケアをすることは、エイジングケアの基本です。肌の状態により第一印象が左右されるため、なるべく早い段階からケアをはじめる必要があります。

日頃のスキンケアは、下記の手順で行いましょう。

1.  クレンジング・洗顔  まずは、クレンジング・洗顔でメイクや皮脂、ほこりなどを丁寧に落とします。クレンジングは肌質に応じたものを使用しましょう。クレンジング後の洗顔は、肌を傷めないようしっかり泡立てた上で撫でるように洗うのがポイントです。
2. 化粧水 洗顔後なるべく早く化粧水を使用し、肌に潤いを与えましょう。化粧水などの水分で肌をほぐすことで、化粧水に含まれる成分が浸透しやすくなります。また、肌に水分を十分に与えることで、乾燥予防にもつながります。
3. 美容液 肌のハリやシミ、シワなどの悩みに適した美容液を使用します。使用時のポイントは、容器などに記載されている用法用量を肌に乗せ、優しく塗りこむことです。
4. 乳液・クリーム 化粧水や美容液だけでは肌の潤いがすぐになくなるため、乳液・クリームで蓋をするのが基本です。乳液・クリームを使用することで、肌の水分と油分が維持されやすくなります。クリームには種類が複数あり、目元用などピンポイントで潤いを維持しやすくするものもあります。
5.  シートマスク 定期的にシートマスクを使うのも、エイジングケアを行う上で重要です。シートマスクで美容成分を集中的に保湿することで、保湿力を高めることができます。

3-2. 保湿成分が豊富な基礎化粧品を使う

皮脂の分泌量が多い10代や20代前半の若いうちは、サッパリ系の化粧水で済ませたり、乳液やクリームを付けなかったりしても、特に問題のなかった人も多いでしょう。
しかし、加齢とともに角質層の水分を保持する能力が弱まるため、肌のうるおい不足やバリア機能の低下などのトラブルが生じます。

内側から作り出す力が弱まった分、化粧水などで外側から水分を補い、乳液やクリームなどの油分で蒸発しないよう蓋をする保湿ケアが重要です。

エイジングケアを謳っている基礎化粧品の多くは、セラミドやヒラルロン酸などの保湿成分を豊富に含んでいます。さらに、美白やハリに有用な成分が入った製品もあるため、今のエイジングサインに合うスキンケアを選ぶことが大切です。

3-3. 紫外線対策として日焼け止めを使う

紫外線対策もエイジングケアに重要な要素です。過剰に紫外線を浴びると活性酸素が増え、シミやたるみといった肌トラブルの原因になります。屋内外や天候を問わず、日ごろから紫外線対策を行うことで、肌状態の維持につながります。

紫外線対策としては、日焼け止めが一般的です。日焼け止めの塗り方は以下の通りです。

【顔に使用する場合】

商品に記載の使用量を確認の上で適量をとり、頬、額、鼻、顎の5点に乗せます。内側から外側に向かって順に日焼け止めを伸ばし、ムラができやすい部分は丁寧に馴染ませます。

【顔以外に使用する場合】

首や肩、腕、脚などは、シワが入りやすい箇所を伸ばしながら、適量を塗ります。特に日焼けしやすい部位は状況に応じて2~3時間おきに塗りなおしましょう。

日焼け止め以外にも、帽子やサングラス、日傘なども紫外線対策として有効です。

3-4. 栄養バランスの整った食生活にする

美しい肌を保つためには、肌内部の細胞から健康を維持する努力が必要です。 どれほど高級な化粧品を使用し、入念なスキンケアを心がけていても、暴飲暴食を繰り返したり、栄養の偏ったものばかり食べていたりしては十分な効果を得られません。

身体の内側からエイジングケアをするために、まずは1日の食事の内容にもこだわりましょう。エイジングケアに効果的とされる栄養素には、ビタミンC・ビタミンE・βカロテン・ポリフェノール類・ミネラル類が挙げられます。これらの栄養素を十分に摂るためには、たんぱく質や野菜・果物を欠かさずに、バランスよく摂取することが重要です。

食事だけでバランスを整えることが難しい場合は、足りない栄養素をサプリメントなどで補う方法もあります。

3-5. 歯・口腔の健康を保つ

丁寧な歯磨きはもちろん、口の中の状態を定期的に確認し健康の維持に努めることもエイジングケアの1つです。歯周病など口の中の健康状態が悪いと、適切な食事・栄養がとれず、場合によっては身体の健康に悪影響をおよぼす可能性があります。また、歯を失うと肌のシワといった見た目にも影響を与えることがあり、日ごろの手入れが欠かせません。

口の中の状態は、目に見える部分と目に見えない部分があるため、半年~年に1回は歯科健診を受けるなどしてこまめに状態をチェックするとよいでしょう。

3-6. 良質な睡眠を確保する

良質な睡眠を取ることによって、体内のホルモンバランスを整えたり、肌細胞の修復を促したりするなど、美肌と健康を保つ効果が期待できます。

特に、エイジングケアに重要とされる成長ホルモンは、眠り始めの3時間に盛んに分泌されます。十分な睡眠時間を確保できるよう「寝る前にパソコンやスマホを使うことは控える」「ゆったりとお風呂に入る」「自分の体に合う寝具を揃える」など、寝付きやすい環境を整えましょう。

また、体内時計が狂うことでも老化は促進すると言われているため、毎日同じ時間に就寝・起床することも効果的です。

3-7. 適度な運動で筋肉量を維持する

筋トレなどの運動で筋肉量を維持することも、エイジングケアにつながります。筋肉量の維持は肌のハリの維持効果を期待できます。また、運動により脳が活性化すると、細胞の生成や修復が促され、結果として肌によい影響を与えることが可能です。

おすすめの筋トレメニューは、以下の通りです。

・腹筋
・スクワット
・つま先立ち
・レッグエクステンション

筋トレ以外に、ストレッチや有酸素運動もエイジングケアの効果を引き出すことが可能です。適度な運動の継続は活性酸素の除去効果も期待できます。

4. エイジングケアの効果を期待できる食べ物・飲み物

エイジングケアの効果を期待できる食べ物・飲み物

エイジングケアは、食事などで内側からアプローチする方法もおすすめです。特にエイジングケアの効果を期待できる食べ物・飲み物の特徴は、以下の通りです。

<エイジングケア効果を期待できる食べ物>

・肉、魚、卵
肉、魚、卵に含まれる動物性タンパク質には、アミノ酸が含まれています。アミノ酸は、肌のハリを保つのに重要と言われるコラーゲンの材料です。
主菜となる肉、魚、卵はメニューによって脂質やエネルギーの過剰摂取につながるため、調理方法やメニューのバランスに注意が必要です。

・野菜、きのこ、海藻類
野菜、きのこ、海藻類にはエイジングケアにおいて必要とされるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEやミネラルが豊富に含まれています。また、これらの食べ物には食物繊維も含まれています。
野菜はジュースにすると1日必要な量を気軽に摂取できます。ただし、ジュースに頼ると噛む力が衰え歯や顎に悪影響をおよぼす恐れがあるため、適度な摂取が望ましいでしょう。

・大豆食品
大豆にはビタミンEや植物性タンパク質、イソフラボンが豊富に含まれており、特にビタミンEは肌のターンオーバーをサポートする働きがあります。肌の細胞生成や潤いの維持が目的の場合は、大豆や大豆食品の摂取がおすすめです。
大豆は、厚生労働省と農林水産省が公表した「食事バランスガイド」において、主菜という重要な位置付けとなっています。
(出典:農林水産省「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_daizu_qa/

・ナッツ類
アーモンドやクルミなどにも、大豆食品と同様に植物性タンパク質やビタミンEが含まれており、肌のターンオーバーを促す効果が期待されます。また、髪や肌に潤いを与えるミネラルも豊富です。
基本的にナッツ類は1粒が小さいため、ついたくさん摂取してしまいがちです。ナッツ類も過剰に摂取すると肌荒れや体調不良の原因となります。また、ナッツ類はカロリーも高いため、小腹を満たす程度の摂取にとどめましょう。

特に肉や魚、卵、野菜などは気軽に毎日の食事に取り入れやすい食べ物です。各食材をバランスよく取り入れ、健康的な肌を目指しましょう。

<エイジングケア効果を期待できる飲み物>

・硬水ミネラルウォーター
硬水ミネラルウォーターには、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、骨や歯、血管を丈夫に保つ効果を期待できます。
ミネラルウォーターには軟水と硬水があり、硬水ミネラルウォーターのほうがマグネシウムの含有量が多いという特徴があります。

・緑茶
緑茶には抗酸化作用を期待できるポリフェノールやカテキンが含まれています。また、ビタミンCも豊富に含まれており、肌トラブルを緩和する効果が期待できます。ただし、水と比べて利尿作用が高いため、摂取量には注意が必要です。

・コーヒー
コーヒーも、緑茶と同様にポリフェノールが豊富に含まれる飲み物です。コーヒーに含まれるポリフェノールには活性酸素などの有害物質を抑える働きがあり、肌トラブルの予防を期待できます。

・赤ワイン
赤ワインには、抗酸化作用を期待できるポリフェノールの一種である、レスベラトロールが豊富に含まれています。レスベラトロールにより長寿遺伝子が活性化されるとコラーゲンの分解が抑えられ、結果として肌のハリを保つことにつながります。

コーヒーやお茶には利尿作用があり、摂取量によっては水分不足となる可能性があります。
いずれも飲みすぎには注意しましょう。

5. エイジングケアメニューを導入したいときは?

エイジングサインを気にする女性がサロンを選ぶ際、エイジングケアに効果があるとされる美容機器やメニューの充実度が決め手となることが多くあります。

エイジングケアメニューを導入して集客を図りたいときは「ミヤタッチ」をぜひご利用ください。

「ミヤタッチ」には、サロンに関する専門知識を有したビューティーアドバイザーやインストラクターが所属しているため、各機器や商品の特徴を活かした施術メニューを提案することが可能です。また、複数メーカーの美容機器のデモや講習を同日に受けることもできます。

これからサロンを開業したい人やエイジングケアメニューを充実させたい人は、「ミヤタッチ」でエイジングケアに効果的な美容機器や化粧品を揃えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

エイジングサインは、シミやしわが増えたり、目尻や口角が下がったり、メイクのノリや持ちが悪くなったりするなど、加齢に伴いさまざまな部分で目立ちだすものです。セルフケアでは補い切れない人や、若くても美意識が高い人の中には、エステサロンでエイジングケアの施術を受けたいと考える人もいます。

エイジングサインに悩む人が利用するエステサロンを選ぶ際は、そのサロンで取り扱っている美容機器やメニューの充実度は重要な判断要素となります。最新鋭の美容機器や化粧品を導入したい場合は、「ミヤタッチ」まで一度ご相談ください。

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