オイルマッサージとは?部位別の施術方法や使用されるオイルの種類
リラクゼーションサロン・マッサージサロンは人気が高く、多くの利用者が見込めるビジネスです。
一方で、数多い競合店の中でお客さんを集めて売り上げを上げるためには、「オイルマッサージ」などの魅力的なサービスを提供し、他のサロンと差別化することが重要となります。
今回は、オイルマッサージの特徴や、オイルマッサージの種類・オイルマッサージの際に使用するオイル・具体的なマッサージ方法について解説します。
オイルマッサージについて詳しく知りたいサロンの方や、オイルマッサージの導入を検討しているサロンの方は、ぜひ参考にしてください。
- 1. オイルマッサージとは
- 1-1. 一般的なマッサージとの違い
- 2. オイルマッサージの種類
- 2-1. オイルトリートメント
- 2-2. アロマトリートメント
- 2-3. アーユルヴェーダ
- 3. オイルマッサージで使われるオイルの種類
- 4. 【部位別】オイルマッサージのやり方
- 5. マッサージ用のオイルを購入するなら「ミヤタッチ」
- まとめ
1. オイルマッサージとは
オイルマッサージとは、オイルを用いた手技で全身をほぐす施術のことを指します。
素肌に直接オイルを塗布することで、やさしい刺激を伴いながら全身のコリやハリをほぐし、精神的なリラクゼーション効果も期待できます。
近年、多くのサロンで導入されている注目のマッサージです。
1-1. 一般的なマッサージとの違い
オイルマッサージと一般的なマッサージは、「疲れた心身をリフレッシュさせる」という点では同じである一方、いくつか異なる点もあります。
以下は、オイルマッサージと一般的なマッサージの相違点です。
オイルマッサージ | 一般的なマッサージ | |
---|---|---|
オイル使用 | あり | なし |
施術方法 | 素肌に直接マッサージ | 服の上からマッサージ |
刺激方法 | 手のひら | 指 |
刺激レベル | 低刺激 | 低~強刺激 |
オイルマッサージは、オイルを潤滑剤として活用することで、素肌に直接施術を行います。
お客さんが心地よく感じるマイルドなマッサージを提供できるため、女性だけでなく男性からの人気も高まっています。
2. オイルマッサージの種類
オイルマッサージには、主に3種類の施術方法があり、施術の内容・特徴・リラクゼーション効果がそれぞれ異なります。
そのため、お客さんが納得する施術を提供するためには、各オイルマッサージの施術内容や特徴について理解することが重要です。
ここでは、オイルマッサージにおける代表的な3つの施術方法を解説します。
2-1. オイルトリートメント
オイルトリートメントは、血液やリンパのめぐりをサポートして、心身のリフレッシュが期待できる施術です。
オイルマッサージのスタンダードとも呼べる施術方法であり、多くのサロンで導入されています。
日々の仕事や家事で凝り固まった身体を、オイルを用いて丁寧にほぐすことで、施術後は身体がスッキリするだけでなく、精神的にもリフレッシュできるでしょう。
オイルトリートメントは、オイルマッサージの中でもベーシックな施術であるため、オイルマッサージを初めて導入しようとしている方におすすめです。
2-2. アロマトリートメント
アロマトリートメントとは、アロマテラピーに使用する「エッセンシャルオイル」を用いたオイルマッサージの施術方法です。
お客さんのコンディションや、好みに合わせたエッセンシャルオイルを選ぶことで、リフレッシュ効果を高めることができます。
エッセンシャルオイルの選定やブレンドも、セラピストの腕の見せ所です。
アロマトリートメントを導入する場合は、手技だけではなくエッセンシャルオイルについての深い知見が必要です。
そのため、一般的にオイルトリートメントよりも、アロマトリートメントのほうが難易度は高いと言えます。
2-3. アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダとは、5,000年以上前にインドで発祥したトリートメント方法です。
筋肉を揉まないマッサージ方法で、素肌にオイルを塗り、浸透させることで、コリの軽減・体液の循環などが期待できます。
アーユルヴェーダのトリートメント方法は多岐にわたり、「額の一点にオイルを垂らし続け、瞑想状態を引き起こすマッサージ方法」などもあります。
知識・技術を習得する難易度は高いですが、他のサロンでも展開が少ないトリートメント方法であるため、一押しメニューとして差別化することが可能です。
3. オイルマッサージで使われるオイルの種類
オイルマッサージで用いられるオイルにはいくつか種類があり、提供するオイルマッサージの種類や施術内容に合わせて選ぶことが大切です。
以下は、サロンで用いられる代表的なオイルの種類です。
テクスチャがサラっとしているオイルです。
クセがなくどのような施術でも扱いやすいオイルであるため、オイルマッサージにおける万能オイルとして知られています。
オイル選びに迷った場合や、初めてオイルマッサージを行う際のファーストチョイスとしてもおすすめです。
イタリア料理などで用いられるオリーブオイルは、オイルマッサージ用としても活用されています。
サロン用のオリーブオイルは匂いがほとんど気にならず、粘度が高く重めのテクスチャであることが特徴です。
アルガンオイルは、ホホバオイルと同様に、サラっとした柔らかいテクスチャのオイルです。
肌の角質層への浸透力が高いことが特徴であるため、身体だけでなく頭皮への施術に用いられることもあります。
マカダミアナッツオイルは、ナッツの香りがほんのり漂うなめらかなオイルです。
軽いテクスチャで扱いやすく、肌の角質層への浸透力も優れています。
ナッツの香りを好むお客さんへの施術にもおすすめです。
自分のサロンで展開するオイルマッサージに合わせて、適切なオイルを準備しましょう。
4. 【部位別】オイルマッサージのやり方
オイルマッサージは、リラクゼーションやマッサージと同じく、全身に施術を行うことができます。
ここでは、身体の部位別に、オイルマッサージの施術方法の例を解説します。
首から肩に向かって軽くさするようにマッサージを行います。
次にコリやハリが溜まりやすい肩を、内側から外側へ向けてほぐしましょう。
最後に首・肩・鎖骨の順で、リンパを流し込むようにマッサージをします。
背骨を直接押さないように注意しながら、背骨に沿って手のひらでさすり、筋肉を温めましょう。
筋肉が十分に温まったら、少しずつ圧をかけて背中を押し、やさしく筋肉をもみほぐすようにマッサージを行います。
肘の内側をもみほぐすことから始めましょう。
筋肉がほぐれたら、肘から脇の下へ向かってもみほぐして、最後はさすりあげるようにマッサージを行います。
肘から手首に向けてやさしくさすります。
親指の付け根の部分は、やや強めに圧をかけてもみほぐし、最後は手指のツボを丁寧に刺激します。
脇腹からおへそに向かって、流れるようにマッサージを行いましょう。
次に、おへその周りを左回りで円を描くようになでた後、脇腹・おへそ・鼠径(そけい)部へとリンパを流し込むようにマッサージします。
足首から膝裏に向かって、さすりあげるようにマッサージを行います。
足の外側と内側の両方をほぐすことがポイントです。
やや強めの圧をかけて、太ももの内側・外側・表側・裏側、全ての部分を膝から足の付け根にかけてほぐします。
始めはさするようにマッサージを行い、徐々に圧を強めることがポイントです。
各部位におけるオイルマッサージのテクニック・コツを習得し、お客さんから喜ばれるオイルマッサージを提供しましょう。
5. マッサージ用のオイルを購入するなら「ミヤタッチ」
オイルマッサージで使用するオイルの種類・品質は、施術のクオリティにも大きく影響します。
そのため、オイルマッサージを導入する際には、購入するオイルにもこだわりましょう。
業務用のオイルマッサージオイルを購入する場合、エステサロン用品を専門的に扱う総合美容卸サイト「ミヤタッチ」の利用がおすすめです。
豊富なラインナップはもちろん、サロン卸価格で購入できるためコストパフォーマンスにも優れています。
オイルマッサージ用のオイル・マッサージクリームの取り揃えも多数あるため、ぜひご利用ください。
まとめ
オイルマッサージは、オイルと手技をミックスした施術です。
リラクゼーションやマッサージとは異なるやさしい刺激で、ボディケアはもちろん、高いリラックス効果も期待できます。
また、オイルマッサージには、「オイルトリートメント」「アロマトリートメント」「アーユルヴェーダ」などの種類があります。
経営するサロンに合ったオイルマッサージを取り入れ、競合サロンと差別化を行いましょう。
オイルマッサージ用のオイルを購入する際は、種類が豊富であり、コストパフォーマンスにも優れた「ミヤタッチ」を、ぜひご利用ください。