エステなどでも聞くシミ対策とは?代表的なシミの種類・対策も解説!

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【ミヤタッチコラム】エステなどでも聞くシミ対策とは?代表的なシミの種類・対策も解説!

エステなどで聞くシミ対策にはさまざまな種類があり、美容外科・美容皮膚科だけでなく、自宅でできるシミ対策もあります。シミ対策を行う上で、基本的なシミができるメカニズムやシミの種類を理解しておくことは大切です。美容に関心がある人の中には、「シミができる原因や対処法を詳しく知りたい」という人もいるでしょう。

当記事では、シミができるメカニズムやシミの種類、シミ対策を紹介します。シミの原因や種類、自分でできるシミ対策が知りたい人はぜひ参考にしてください。

1. エステなどでもよく聞くシミ対策とは?

エステなどでもよく聞くシミ対策とは?

シミとは、メラノサイトによって生成されたメラニン色素が蓄積し、素肌との色の差が目立つ部分を指します。エステサロンのトリートメントや美容外科・美容皮膚科でもシミ治療を受けられるほか、自宅でもシミ対策をすることができます。シミの原因はさまざまあるものの、適切な対策を考えるには、基本的なメカニズムを理解することが大切です。

1-1. シミができるメカニズム

さまざまな外部刺激を受けた表皮(肌のもっとも表面側にある部分)ではメラノサイトが活性化し、メラニン色素が生成されます。生成されたメラニン色素は、ターンオーバーで排出されることが通常です。しかし、大量にメラニン色素が生成されると排出が間に合わず、表皮に蓄積されてしまうため、シミができます。

ターンオーバーとは、新しい皮膚細胞が生成されてから表面へと押し上げられ、垢や角質として剥がれ落ちるまでの、一連のプロセスのことです。加齢や睡眠不足などの理由でターンオーバー周期が乱れた時にもメラニン色素の排出が間に合わず、シミができます。

2. シミにはどのような種類がある?代表的なものを紹介!

水光ジェットのメリット・デメリットシミにはどのような種類がある?代表的なものを紹介!

ひと口に「シミ」と言っても複数の種類があるため、何に該当するかによって対策の仕方が変化します。悩みの内容や肌質に応じた対策を考えるためにも、シミの種類や見分け方の基礎知識を把握しましょう。

ここでは、代表的なシミの種類を紹介します。

2-1. 老人性色素斑

老人性色素斑とは、30~40代以降の人に多く見られる種類のシミです。ただし、老人性色素斑が目立ち始める年齢には個人差があり、20代から症状が出る人もいます。

老人性色素斑の主な特徴は、下記の通りです。

・シミの色が茶もしくは薄茶色
・大きさや形状はさまざま
・地肌との境界線は比較的明瞭

老人性色素斑は別名「日光性色素斑」とも呼ばれており、紫外線の影響でできることが多いシミです。顔以外には手の甲や腕などに、できるケースも多くあります。

2-2. 肝斑

肝斑(かんぱん)とは、20~40代の女性に多く見られるシミです。肝斑は通常、両頬・あご・鼻の下などの広範囲に左右対象かつほぼ同じ大きさや形状で見られます。また、老人性色素斑とは異なり、地肌との境界線は多くの場合、不明瞭です。

肝斑の原因は医学的に解明されていないものの、ホルモンバランスの影響が示唆されます。肝斑は妊娠・出産・経口避妊薬の服用など、ホルモンバランスの乱れが起こるタイミングでできることも多いためです。そのほかには、洗顔や保湿を行う際の摩擦刺激が肝斑を悪化させる可能性があります。

2-3. そばかす

そばかすとは、遺伝的な要因や紫外線によるダメージでできると言われるシミです。そばかすは茶もしくは黒みがかった茶色をしていることが多く、直径1~4mm程度の斑点が目元から頬骨にかけて、無数にできます。下記はそのほか、そばかすの特徴です。

・5~6歳程度の幼児期からでき、思春期に濃くなることが多い
・春から夏にかけては色が濃くなり、目立ちやすい
・大人になると薄くなることも多い

なお、そばかすは、紫外線の刺激だけでなく摩擦刺激によって悪化する可能性もあります。大人になっても増加するそばかすは、遺伝以外の要因を疑いましょう。

2-4. 後天性真皮メラノサイトーシス

後天性真皮メラノサイトーシスとは両頬や額の両側などにできる、直径1~3mm程度のあざです。後天性真皮メラノサイトーシスはシミと混同されやすいものの、あざの一種に該当します。

後天性真皮メラノサイトーシスとシミの違いは、トラブルの起こる場所です。後天性真皮メラノサイトーシスは何らかの要因により、メラノサイトが存在しない「真皮層」でメラニン色素が生成されて発生します。

真皮層は肌の奥深くにあるため、表皮と比較し、容易に生まれ変わりません。そのため、後天性真皮メラノサイトーシスが自然に薄くなることは稀です。

2-5. 色素沈着

色素沈着とは、ニキビ・怪我・やけどなどによって炎症を起こした部位にできると言われるシミです。色素沈着は年齢を問わず、どのような人にも起こり得ます。

炎症を起こした部位の肌は元の状態に戻すため、新しい細胞の生成が必要です。細胞と同時に生成されたメラニン色素が蓄積すると、色素沈着が起こります。

炎症による色素沈着は徐々に薄くなり、半年~1年程度で目立ちにくくなることが通常です。ただし、ダメージの度合いやアフターケア方法によっては長期間、残存する可能性もあります。

3. 自宅でできる!主なシミ対策を4つ紹介

自宅でできる!主なシミ対策を4つ紹介

自宅では、生活習慣の見直しで体質改善を図ったりお手入れの方法を工夫したりすることで、シミ対策を行えます。具体的には以下の方法でシミ対策を行うと、気になるトラブルへのアプローチが可能です。

3-1. 【対策1】紫外線予防を徹底する

紫外線予防を徹底してメラニン色素の生成を防止することは、シミ対策の基本です。下記は日常生活を送る上で実践できる、主な紫外線予防策です。

・日焼け止めを塗る
・日傘や帽子を活用する
・紫外線の強い時間の外出を避ける
・意識的に日陰に入る

外出中に汗をかくと日焼け止めが落ち、紫外線予防効果が薄れる可能性があります。シミ対策を徹底するためには2~3時間に1回、日焼け止めを塗り直しましょう。紫外線は正午前後に強まるため、時間帯を変更できる用事は、10時以前もしくは16時以降に調整すると安心です。

(出典:気象庁「紫外線環境保健マニュアル 2020」/https://www.env.go.jp/content/900410650.pdf)

3-2. 【対策2】生活習慣を見直す

生活習慣の乱れはターンオーバー周期に影響を与えて、メラニン色素の排出を妨げる原因になりえます。シミ対策を行うためには下記のポイントを意識し、生活習慣を見直しましょう。

・質の良い睡眠を十分に取る
・適度に身体を動かし、血行改善を図る
・ストレスを溜め込まない

睡眠の質を高めるには湯船につかり、体温を適度に上げる対策もおすすめです。 就寝の最低1時間前にはスマホやパソコンの操作をやめて、リラックスして過ごしましょう。

3-3. 【対策3】栄養素を意識する

身体の内側からシミ対策を行うためには下記の栄養素を意識して、食事内容の見直しを図る方法もあります。

ビタミンC メラニン色素の生成抑制、生成されたメラニン色素の還元(元に戻すこと)をサポートする。
ブロッコリー・カリフラワー・キウイ・イチゴなどに多く含まれる。
ビタミンA 活性酸素の働きを抑制し、シミ予防をサポートする。
鶏レバー・養殖うなぎ・ホウレンソウ・ニンジンなどに多く含まれる。
ビタミンE ビタミンCの働きを助け、シミ対策をサポートする。
アーモンド・ヘーゼルナッツ・モロヘイヤ・ツナ缶などに多く含まれる。

なお、栄養バランスのとれた食事もまた、シミ対策の基本です。上記の栄養素を意識しつつも過剰な食事制限は避け、主食・主菜・副菜にさまざまな食べ物を取り入れて、バランスよく食べましょう。

3-4. 【対策4】美白化粧品を使用する

日々のスキンケアでは美白化粧品(厚生労働省が認可した美白成分配合の美容液や化粧水)を活用し、シミ対策を重視したお手入れに切り替える方法が一案です。たとえば、下記成分の配合された美白化粧品はメラニン色素の生成を抑制し、シミ対策をサポートできると言われています。

・アルブチン
・プラセンタエキス
・カモミラET
・トラネキサム酸

上記のほか、色素沈着したシミ部分にアプローチするためにメラニン色素を還元する「ビタミンC誘導体」配合の化粧品を活用するのも1つの方法です。「リノール酸S」「4MSK」配合の化粧品はメラニン色素の排出をサポートできるとされています。

まとめ

シミは、大量の紫外線を浴びたりターンオーバーが乱れたりすることで、メラニン色素の生成・排出のバランスが崩れ表皮に蓄積されることで発生します。シミには老人性色素斑・肝斑・そばかす・後天性真皮メラノサイトーシスなどがあり、それぞれ考えられる原因や特徴が異なります。

シミ対策には、紫外線予防の徹底、生活習慣の見直し、美白化粧品の使用などが効果的です。ビタミンAやビタミンCといった栄養素を意識して、食事内容を見直すことも大切です。

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