脱毛サロンを開業したい方必見!資格の必要性や始めるまでの流れ

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【ミヤタッチコラム】脱毛サロンを開業したい方必見!資格の必要性や始めるまでの流れ

ライフスタイルの変化にともなって、脱毛は多くの方にとって身近な存在となりました。女性だけでなく男性の利用も多く、脱毛サロンは今後の市場拡大が期待できることもあり、開業を考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、脱毛サロンの市場動向や脱毛サロンの開業準備について解説します。脱毛サロンの開業時に必要な資格と資金、開業までの流れも併せて説明するため、脱毛サロンの開業を検討している方は参考にしてください。

1. 脱毛サロンの市場動向

脱毛サロンの市場動向

近年の脱毛サロンは、女性だけでなく男性の利用客も増えているため、美容業界の中でも需要が高い市場です。従来「脱毛サロンは女性が通うもの」というイメージを持つ方は多くいましたが、今ではメンズエステという言葉が定着し、男性専用の脱毛サロンも増えています。

今後は、エステサロン全体でより市場の拡大が考えられるため、脱毛サロンの開業件数が増えていく可能性が高い状態です。

1-1. 脱毛サロンの開業事情とは?

脱毛サロンの開業は、他のビジネスモデルと比べて参入障壁が低い特徴があります。参入障壁が低い理由は、高度な専門性を必要とせず、個人でも始められるためです。しかし、多くのお店が存在していることもあり、さまざまなトラブルが発生しています。

2012年から2016年における危害件数の推移は下記のとおりです。

2012年 201件
2013年 210件
2014年 204件
2015年 170件
2016年 179件

(出典:独立行政法人国民生活センター「なくならない脱毛施術による危害」/http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170511_1.html

実際の危害事例は下記のとおりです。

・美容外科でひざ下のレーザー脱毛を受けた後、やけどのように腫れて色素沈着が残った
・レーザー脱毛を受けた後にじんましんが出てしまい、完治に半年かかると言われた

上記はあくまでも一例であり、他にも多くの危害事例が報告されています。このような危害事例を起こしてしまうと、お店の信用度が大きく下がってしまうため、十分な注意が必要です。

脱毛サロンを長く経営したい場合は、リピーターの確保だけでなく、トラブルを未然に防ぐ準備も求められます。

2. 脱毛サロンの開業時に準備するべきこと2つ

脱毛サロンの開業時に準備するべきこと2つ

脱毛サロンの開業時に準備するべきことは、以下の2点です。

〇開業の目的とゴールを考える
脱毛サロンを何のために開業するのか、最終的に何を実現させたいのかは、開業をするうえで非常に重要な要素です。

経営を長く続けるためには、売上が重要な要素となります。しかし、開業の目的とゴールを見失ってしまうと、経営不振に陥ったときに回復することは困難です。目的とゴールを定めていれば、逆算して行動を取ることができます。漠然と行動を取るよりも進捗がよくなり、経営もうまくいくケースが増えるでしょう。

〇コンセプトを明確にする
人気の脱毛サロンは、店独自のコンセプトが明確に決まっています。どのようなターゲットに向けた脱毛サロンを作るのか、主軸となるサービスは何かなど、コンセプトが細かく決められているほど効果的なアプローチが可能です。

言い換えれば、開業時にコンセプトが決まっていなければ、ターゲットに向けた戦略の立案や効果検証ができません。他店舗との差別化を図り、魅力的な脱毛サロンを経営するためには、お客様から求められる脱毛サロンになることが大切です。

3. 脱毛サロンの開業時に必要な資格・資金

脱毛サロンの開業時に必要な資格・資金

脱毛サロンの開業を検討するときに、資格の取得や必要な起業資金について悩む方は珍しくありません。美容業界では、特別な器具や施術をすることも多く、扱うサービス内容によって必要なものは異なります。

ここでは、脱毛サロンの開業時に必要な資格・資金について解説します。

3-1. 【資格】必須ではないが取得することがおすすめ

脱毛サロンを開業する場合、特別な資格や免許は必要ありません。仮に経営者が施術の経験を持っていないとしても、脱毛サロンの開業は可能です。しかし、長く経営してリピート率を高めたい場合は、民間資格の取得をおすすめします。脱毛に関連する代表的な民間資格は下記のとおりです。

・認定美容脱毛エステティシャン資格
・認定電気脱毛士(CPE)

現状、脱毛関連では国が認めた国家資格はなく、民間資格だけが存在します。民間資格であっても資格を所持していれば、サロンの技術や施術者に対する安心感を与えることが可能です。

また、資格の取得によって専門性が身につき、他の脱毛サロンと差別化を図ることもできます。資格を取得するメリットは多くあるため、可能な限り取得に努めましょう。

3-2. 【資金】開業資金と運転資金の両方が必要

脱毛サロンを開業する際は、開業資金だけでなく運転資金の両方が必要です。開業してすぐの段階は経営が苦しいケースも多いことから、ある程度の運転資金も用意しておくことをおすすめします。

用意するべき開業資金の目安は約200万円です。内訳は、物件費用や脱毛器の購入費用、人件費用などが挙げられます。自宅で経験者やスタッフを雇わずに開業する場合は、物件費用・内装費用や人件費用を削減することが可能です。脱毛器費用については、最近は購入ではなくレンタルやリースを選ぶ方も増えています。

用意するべき運転資金の目安は、約100万~200万円です。内訳は、物件費用(家賃・テナント料)や備品費用、消耗品、人件費用が挙げられます。最低でも開業資金の半額である100万円を用意しておけば、急な出費にも対応できるでしょう。

4. 脱毛サロンを開業するまでの流れ

脱毛サロンを開業するまでの流れ

脱毛サロンを開業するための流れは以下のとおりです。

1:脱毛器の選定
まずは、業務で利用する脱毛器を選ぶことが必要です。脱毛器を購入する際は、サポート体制が整っている販売会社からの購入をおすすめします。レンタルやリースの多くは事前に契約期間などが決まっているため、長期的な視野でコストを考えつつ導入の可否を決めましょう。

2:事業計画書の作成
事業計画書とは、具体的な事業内容や、今後の見通しなどを記載した計画書のことです。自身で事業内容を明確にするとともに、融資を受ける際に必要となります。

3:資金調達
必要となる開業資金と運転資金を用意しましょう。自己資金で足りない場合には、銀行などの金融機関による融資、国が設けている助成金や補助金などの選択肢もあります。融資は必ず受けられるわけではないため、事前に条件や期間などの確認が必須です。

4:物件探し、内装工事
物件の選択は、集客を左右する重要な項目です。自宅で開業するのか、賃貸マンションやテナントを借りて始めるのか、場所の選択もさまざまとなります。どのような脱毛サロンを開業したいのかを考えて、コンセプトに合った物件を選びましょう。

5:価格設定や備品の購入
価格設定をする際には、競合となる脱毛サロンの調査が必要不可欠です。立地や競合との差別化を考え、お客様に選ばれる価格設定が重要となります。

6:開業届の提出
実際に脱毛サロンを開業する際は、税務署に開業届の提出が必要です。開業届は、確定申告など税金関係においても大切となるため、忘れることなく提出しましょう。

脱毛サロンを開業する際は、上記の流れを踏まえるとスムーズに開業することができます。

まとめ

脱毛サロンは美容業界の中でも需要が高く、将来性もある分野です。実際に開業するにあたって、特別な資格を必要としないことも魅力的なポイントと言えるでしょう。開業の際は流れを踏まえて準備を進めることが重要です。

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