全身脱毛のメリット3選＆デメリット4選！サロン・医療の違いも説明

全身脱毛は、体のあらゆる部分を脱毛できる施術です。効率的にムダ毛を処理できる一方で、部分脱毛よりも費用が高いという側面もあります。全身脱毛を受けるべきか悩んでいる場合は、全身脱毛を受けるメリット・デメリットを知ったうえで判断しましょう。

当記事では、全身脱毛のメリットとデメリットについて分かりやすく解説します。また、エステにおけるサロン脱毛と、クリニックで行う医療脱毛のメリット・デメリットも説明するため、自分に合う脱毛方法を見つけるヒントとして活用してください。

1.　全身脱毛のメリット3選

全身脱毛の施術を受けることでムダ毛が減れば、毛に関するコンプレックスが解消され、自分に自信を持てるようになります。海やプールに行って水着で遊んだり、背中などが空いたデザインの服を着たりするときにも、毛のことを気にする必要はありません。

そのほかにも、全身脱毛を受けることには3つのメリットが挙げられます。

1-1.　すべての部位を一気に脱毛できる

全身脱毛では、全身の部位を同じタイミングで脱毛できます。一方、部分脱毛では指定した部位のみを脱毛するため、途中で新しい部位を追加した場合、先に脱毛した部位と後から始めた部位で脱毛の終わるタイミングが違います。追加した部位の脱毛が終わるまで、わざわざエステサロンやクリニックに通わなければならないことを面倒に感じる方もいるでしょう。あらゆる部位を一緒に施術できる全身脱毛であれば、効率的に脱毛を終わらせることが可能です。

また、すべての部位を脱毛することで自己処理の頻度が減り、肌にかかる負担が少なくなります。特に、女性が自己処理する際は肌が赤くなったり肌を切ったりするリスクが生じがちです。全身脱毛を始めれば、自己処理によって肌を傷つけることもなくなるでしょう。

1-2.　自己処理が難しい部分も綺麗になる

全身脱毛では、うなじや背中など自分ではうまくムダ毛処理できない部分のうぶ毛も脱毛することが可能です。後ろ姿は他人から意外と見られているため、うなじや背中のムダ毛・毛穴が目立たなくなると、水着や浴衣なども自信を持って着られるようになります。自己処理することなく、いろいろな服装を楽しめるようになれば、おしゃれの幅も広がるでしょう。

特に、VIOは肌質によってはかぶれることもある、自己処理が難しい部位の一つです。全身脱毛を受けてVIOの毛が減れば、自己処理でデリケートゾーンを傷つける心配もありません。自分では手が届かなくて諦めている箇所がある場合は、全身脱毛を検討しましょう。

1-3.　部分脱毛よりもトータル金額が安い

部分脱毛を繰り返すよりも、全身脱毛を一度受けるほうが、トータル金額は安くなる傾向です。部分脱毛では、部位やパーツごとに1～10回の脱毛を受けられるプランが用意されています。しかし、1～2回で脱毛部位の毛が綺麗になくなることは稀です。そのため、最初は施術回数が少なく費用の安いプランを選んだとしても、脱毛効果を求めて施術回数や脱毛部位を増やせば、当然費用は高くなります。

その点、全身脱毛は部分脱毛よりも脱毛部位が多く、部分脱毛と同じ施術回数でも、トータル金額はお得に設定されていることがほとんどです。部分脱毛を繰り返した場合と全身脱毛を一度受けた場合を比較すると、トータル金額が4万～6万円変わるケースもあります。

ただし、部分脱毛と全身脱毛の費用の違いは、エステサロンやクリニックの料金システムによって変わります。どちらの脱毛方法を選ぶべきか迷っているときは、脱毛にかかる総額を比較検討しましょう。

2.　全身脱毛のデメリット4選

全身脱毛にはお得にあらゆる部位のムダ毛を処理できるというメリットがある一方で、デメリットも存在します。たとえば、全身脱毛の施術を受けている間は、日焼けすることはできません。

ここからは、全身脱毛を受けることによる主なデメリットを4つ紹介します。

2-1.　全部位の脱毛に相応の費用がかかる

全身脱毛はほとんどすべての部位が脱毛対象になる分、コストもかかってきます。脱毛する店やプランによって異なりますが、全身脱毛にかかる料金は10万円以上が目安です。もちろん、一括で支払う必要はなく分割払いも可能ですが、相応の費用が必要になることは念頭に置いておきましょう。

また、事前に毛を剃っておく必要があり、剃り残しがある場合はシェービング代が追加請求されることもあります。長い目で見れば部分脱毛より安くなるとはいえ、全身脱毛でも一定金額はかかることを覚えておいてください。

2-2.　数年間は定期的に通う必要がある

脱毛したからといって、毛はすぐになくなるわけではありません。時間をかけて少しずつ薄くするため、全身脱毛では数年間にわたり定期的にサロンやクリニックに通うことになります。

また、全身脱毛は脱毛範囲が広く、1回の施術で1～2時間はかかります。そのため、数年間は脱毛のためにまとまった時間を確保する必要があることを覚えておきましょう。人気のエステサロン・クリニックでは、脱毛の予約を取ること自体が難しいこともあります。仕事が忙しく休みの少ない方は、自分のスケジュールだけでなく、口コミなどで予約の取りやすさを調べることをおすすめします。

2-3.　施術中は強い痛みを感じる部位もある

VIOや脇など、太い毛が生えて肌が敏感な部位は、施術中に強い痛みを感じる可能性があります。エステサロンやクリニックで行われている脱毛方法は、皮膚のメラニン色素に反応して毛根細胞に作用する仕組みです。濃くて硬い毛が生えている部位は、脱毛の光やレーザーが集中するため、痛みを感じやすくなります。ただし、腕や太ももなど薄い毛が生えている箇所は、それほど強い痛みは伴いません。

施術中に痛みを感じたときは、我慢せずスタッフに伝え、脱毛器の強さを調整してもらいましょう。痛みを我慢して放置していると、施術後にひりつきが残る場合があります。脱毛サロンによっては試し打ちをしてくれるところもあるため、一度調べてみるとよいでしょう。

2-4.　毛を元の状態に戻すことが難しい

脱毛が完了した箇所は毛が生えにくくなるため、毛を残す形を一度固定すると、脱毛の途中で変更することは難しくなります。VIOや眉毛、うなじを流行のデザインになるよう脱毛したい場合は、後悔しないかよく検討しましょう。ただし、脱毛回数が1～2回であれば、形を変更できる可能性があります。違うデザインにしたくなったときは、早めに相談するようにしてください。

また、毛を完全になくすのではなく薄くしたい場合も、その旨をスタッフに伝えるようにしましょう。毛を抜くことに関して不安があるときは、無料のカウンセリングなどで相談することをおすすめします。

3.　サロン脱毛と医療脱毛のメリット・デメリットは？

「脱毛」と一口に言っても、エステサロンの脱毛とクリニックの脱毛の2種類に分けることができます。下記は、サロン脱毛と医療脱毛のメリット・デメリットを比較した表です。

サロン脱毛は、価格を抑えたい方や痛みに弱い方におすすめです。ただし、脱毛器の威力があまり強くないため、効果が出るまでに少し時間がかかる傾向にあります。 一方の医療脱毛はすぐに脱毛効果がほしい方、肌トラブルが不安な方に適しています。しかし、脱毛器の威力が高い分、強い痛みが伴いやすいことはデメリットといえます。

サロン脱毛と医療脱毛にはそれぞれ一長一短があるため、よく比較検討したうえで、自分に合う脱毛方法を選びましょう。

まとめ

全身脱毛には、メリット・デメリットの両方が存在しています。サロン脱毛と医療脱毛のどちらを利用するかによってもメリット・デメリットは変わるため、両者の違いをよく比較することが大切です。

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