エステサロン開業に必要なもの|開業準備からリピーターの獲得方法まで

独立や起業を考えている方のなかには、エステサロンの開業を検討している方も多いでしょう。美容に関する意識が高い現代、エステサロンを利用する方は多くいるためです。
しかし、中途半端な準備で開業してしまうと、経営を成功させることは難しくなります。長く愛されるエステサロンにするためには、開業に必要なものや準備をしっかり把握しましょう。
この記事では、エステサロンを開業するときに必要なものを解説します。リピーターの重要性も解説するため、エステサロンの開業を検討している方は参考にしてください。
- 1. エステサロンの開業にはさまざまな準備が必要
- 1-1. 開業する場所を決める
- 1-2. 必要になる機材・資金額を把握する
- 1-3. 集客準備をする
- 1-4. 開業届を出す
- 2. 長く愛されるためにはリピーターの獲得が重要
- 3. エステサロンの開業に資格は必要?
- 4. 開業の際に用意する業務用機器は「ミヤタッチ」での導入がおすすめ
- まとめ
1. エステサロンの開業にはさまざまな準備が必要

エステサロンの開業を考えている場合には、さまざまな準備をする必要があります。開業する場所の決定や必要な機材の調達など、準備を万全にしたうえで開業しましょう。
ここでは、エステサロンを開業するときに必要な準備項目を解説します。どれも重要な項目であるため、必ず押さえてください。
1-1. 開業する場所を決める
エステサロンを開業するための準備として、開業する場所を決めましょう。
エステサロンを開業する場所は、自宅か店舗のいずれかとなります。
・自宅で開業する場合
自宅でサロンを開業する場合、新たに物件を探す必要がなく、初期コストを抑えられるというメリットがあります。ただし、自宅の場合は生活感が出てしまうため、エステサロンとしての空間づくりが必要です。
高級感や非日常感を演出できるよう、インテリアや部屋の内装を工夫しましょう。
・店舗で開業する場合
店舗でサロンを開業する場合は、マンションの1室やエステサロンとして利用できる物件を借りることが一般的です。店舗の場合、エステサロンとしての施術環境を整えやすく、高品質なサービスを提供できる点がメリットとなります。
一方、店舗でエステサロンを開業する場合のデメリットは、賃料が発生することです。物件によっては最初に契約金などの費用がかかるケースもあるため、不動産業者に確認してください。
1-2. 必要になる機材・資金額を把握する
エステサロンを開業する場所が決まったあとは、必要な機材や資金額を確認しましょう。
機材の種類はエステサロンで提供する施術メニューによって異なりますが、開業時に必要となる主なアイテムは以下の通りです。
・美容機器
・タオルやシーツ
・施術者用の制服
・お客様用の着替え
・インテリアやBGM再生機器
・お客様情報管理用のパソコンやカルテ
・各種事務用品
このほか、ホットタオルを温めるための機材やエアコン、加湿器などの設備が必要な場合もあります。施術メニューやエステサロンのコンセプトに合わせて、必要な機材を準備しましょう。
また、開業に必要な資金額は、開業する場所や用意する設備によって異なります。
開業資金の目安は次の通りです。
項目 | 金額の目安 |
---|---|
家賃 | 0(自宅開業)~20万円 |
内装費 | 20万円前後 |
美容機器費 | 10万~50万円 |
消耗品費 | 10万円前後 |
宣伝広告費 | 10万~30万円 |
高性能な機器を導入する場合は、コストがより大きくなります。家賃や内装費、消耗品費などの初期投資のほか、宣伝広告費などを含めた運転資金を把握しましょう。
1-3. 集客準備をする
エステサロンの集客を効果的に行いたい場合は、チラシやホームページなどの準備が必要です。
開業したての時期は、ポスティングや折り込みチラシ、地域フリーペーパーへの広告出稿などが有効となります。まずは近隣に住む方をターゲットにし、その後口コミやホームページなどで集客経路を広げましょう。
エステサロンを開業する前に、施術メニューの練習に協力してくれるモニターを無料で募集することも効果的です。モニターとして満足度が高かった方は、開業後でも来店する可能性があります。
集客を行うときは、チラシの配布エリアを考えることも重要です。エステサロンから遠すぎるエリアに広告を出すと効果が低いため、対象地域をよく考えることが必要となります。
1-4. 開業届を出す
エステサロンを開業する場合、開業届を出したうえで確定申告する必要があります。確定申告とは、事業収入に対してかかる税金を算出し、税務署に申告する手続きのことです。
事業主向けの確定申告には白色申告と青色申告の2種類があります。青色申告は白色申告に比べて記帳方法が難しいものの、特別控除が受けられるなどのメリットがあります。青色申告を行うためには、個人事業主の開業届とともに、所得税の青色申告承認申請書を税務署に提出しましょう。
個人事業主が確定申告をするタイミングは2~3月です。
青色申告を行うときは、以下の書類が必要となります。
・損益計算書
・貸借対照表
・減価償却費の計算書
2. 長く愛されるためにはリピーターの獲得が重要

エステサロンを長く経営するためには、お客様から愛されることが必要となります。繰り返し利用したくなるエステサロンでは多くのリピーターを獲得でき、継続的な経営が可能です。
エステサロンのリピート率を上げるためにも、サービスに対する満足度や特別感、利便性を高めましょう。競合店との差別化を図り、リピーターを獲得する方法の具体例は以下の通りです。
◯ニーズを丁寧にヒアリングし施術を行う
エステサロンに来店するお客様は、何らかのニーズを持っています。「美肌になりたい」「痩せたい」などのニーズを丁寧にヒアリングし、適切な施術を行うことで満足度の向上が可能です。高い接客技術は高級感や非日常感の演出にも役立ちます。
◯次回予約を取りやすくする
次回予約の取りやすさは、集客力を高めるうえで大事な要素です。エステサロンのホームページから予約できるシステムを用意すれば、気軽に予約してもらうことができます。
また、来店時の接客で次回予約を促すことや、2回目以降の来店に特典やサービスを付けることもリピーター獲得に有効です。
◯DMやメールマガジンを定期的に送る
一度来店したお客様に対して、DMやメールマガジンを定期的に送ることもリピート率の向上に役立ちます。定期的に情報を発信すれば、エステサロンの存在をお客様に思い出してもらうことが可能です。
3. エステサロンの開業に資格は必要?

エステティシャンには国家資格が存在しないため、エステサロンの開業に資格は不要です。個人事業主の開業届出を税務署に提出すれば、認定資格がない場合でもエステサロンをオープンできます。このように開業のハードルが低いことも、エステサロンでの開業を検討する方が多い理由です。
ただし、エステティシャンとしての技術力を身に付けたい場合や、サービスの品質を客観的にアピールしたい場合には、資格取得は有効です。
起業前にエステティシャン向けの民間資格を1つでも取得しておくと、自信を持ってエステサロンを開業できます。資格の有無はお客様に安心感を与えることにもつながるため、可能な限り何か資格を取得しておきましょう。
4. 開業の際に用意する業務用機器は「ミヤタッチ」での導入がおすすめ
エステサロンの開業時に業務用機器を導入する場合は、エステサロン向け卸サイトのミヤタッチがおすすめです。ミヤタッチは、経験豊富なバイヤーが厳選した高品質な美容機器や化粧品、エステサロン向けの消耗品などを取り扱っています。
ミヤタッチの特徴は、美容業界に詳しい専属のインストラクターが所属していることです。機器のデモや導入講習などを行っており、複数のメーカー商品を体験できます。また、エステサロン開業時に必要な備品に関するアドバイスを受けることも可能です。
エステサロンの開業を検討している方は、ミヤタッチで業務用機器を揃えましょう。
まとめ
ここまで、エステサロンを開業するときに必要なものや、リピーターの重要性を中心に解説しました。
エステサロンを開業するときは、場所の決定や資金の用意、集客の準備などが必要です。また、個人事業主の開業届出や青色申告承認申請書の提出など、事務的な作業も発生します。開業時に集客を成功させ、リピーターを獲得するための準備も進めていきましょう。
エステサロン向けの業務用機器を導入するときは、ミヤタッチの利用がおすすめです。ミヤタッチは品揃えが豊富で、美容機器のデモを体験することもできます。エステサロンの開業時にはミヤタッチを利用してみてはいかがでしょうか。