ダーマペン®の原理をエステで再現!“安心・納得・差別化”を叶えるサロン施術とは?

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ニードルペンの魅力

近年、美容業界では「外側を飾る美容から、内側を整える美容へ」と価値観が大きく変化しています。そんな中で、肌本来の再生力を高める“マイクロニードル施術”が、まさに今のニーズに応える美容法として注目されています。

本コラムでは、美容医療で話題の「ダーマペン」の基本から、エステサロンで取り入れられるニードルペンとの違い、そして今なぜ“HARIを使った施術”が選ばれているのか、その理由を多角的に解説していきます。

1. ダーマペン®ってなにがすごいの?

「ダーマペン®」とは、極細のHARIが付いた電動ペン型のマイクロニードル機器で、肌表面に微細な刺激を与えることにより、肌本来が持つ健やかな状態へのリズムを整えるアプローチ法です。

ただし、「ダーマペン®(Dermapen®)」という名称は、オーストラリアのEquipmed社が開発した医療用機器の登録商標であり、本来は医療従事者のみが取り扱える製品です。そのため、一般名称として“ダーマペン”という表現を使う際には注意が必要です。

エステティック業界では、このダーマペン®と同じ原理を応用したペン型マイクロニードル機器が、サロン向けに安全性を高めた設計で登場しています。こうした機器は「ニードルペン」「マイクロニードル機器」などと呼ばれ、今や多くのサロンで導入が進んでいます。

美容医療の世界で「ダーマペン®」という言葉を聞いたことがある方も多いはず。極細のHARIがついたペン型の医療機器で、肌に微細な穴をあけることで再生力を引き出し、ハリ・ツヤ・キメを整えるといわれています。

なお、「ダーマペン®」は登録商標であり、医師や看護師などの有資格者しか扱うことのできない医療機器です。

「一度はやってみたい」と憧れる施術のひとつとして人気を集めていますが、では、エステサロンでは何もできないのでしょうか?

そんなことはありません。ダーマペン®と同じ「HARIを使った原理」を応用した、エステ向けの「ニードルペン」や「マイクロニードル機器」が開発され、今、多くのサロンで導入が進んでいます。

2. 医療との違いと、エステでできる範囲

「ダーマペン®は医療行為」「ニードルペンはエステでも使える」——その違いは大きく2点に集約されます。

【1】アプローチできる“深さ”の違い
医療用ダーマペン®は真皮層まで届くため、ニキビ跡・傷跡・毛穴の開き・シワ改善などの治療レベルで使用されます。
一方、エステ用ニードルペンは角質層〜表皮浅層にとどめることで、安全性を重視。医療行為に該当しないレベルで美容的アプローチを行います。

【2】施術者の資格と運用環境の違い
医療用ダーマペン®は医師・看護師など有資格者による施術が義務付けられ、医療機関のみで使用可能。
エステ用は、資格不要で、正しい知識とトレーニングがあればサロンスタッフでも施術可能。そのため、導入のハードルも比較的低くなっています。

【比較表】医療用ダーマペン®とエステ用ニードルペンの違い
比較項目 医療用ダーマペン® エステ用ニードルペン
使用者 医師・看護師 サロンスタッフ
アプローチ可能な深さ 真皮層まで 角質層〜表皮浅層
ダウンタイム 数日程度 ほとんどなし
痛み あり(麻酔クリーム使用) やや刺激程度
主な目的 傷跡・ニキビ跡治療など 美容液導入/ハリ・ツヤの底上げ
導入条件 医療機関のみ エステサロン可(商材により講習推奨)
3. サロンで扱える「ニードルペン」とは?
エステダーマ

エステサロンで使用されるニードルペンは、医療機器であるダーマペンと同様に肌表面に微細な刺激を与えることができる業務用美容機器です。ただし、施術の深さや使用可能な薬剤に制限があるため、安全性を重視しつつ効果的なケアが可能とされています。

HARIの長さは約0.2mm程度が多く、主に角質層から表皮浅層にアプローチするよう設計されています。
ターンオーバーの促進や、美容液の浸透サポートを目的とした施術に使用されるケースが一般的です。

最近では、EMS(電気刺激)やLEDなど複数の機能を搭載した複合型ニードルペンも登場しており、目的や肌状態に応じた柔軟な施術が可能です。

4. なぜ“今”ニードル施術が選ばれているのか

近年、美容業界では「外側を飾る美容から、内側を整える美容へ」という価値観のシフトが進んでいます。肌を“育てる”という考え方が支持を集める中で、注目を浴びているのがマイクロニードル施術です。以下では、なぜ今ニードル施術がここまで支持されているのかを、5つの視点から詳しく解説します。

4-1. 「攻めすぎない美容」が求められている
エステ

新型コロナウイルスの影響を経て、多くの人が「ナチュラルで健康的な美しさ」を重視するようになりました。強い刺激や長いダウンタイムを伴う美容医療よりも、もっと気軽に通えるメニューを求める声が高まっています。

ニードルペンは、“医療級の変化”までは求めていないけれど、「今よりキレイになりたい」というライト層のニーズにぴったりの施術。過度に攻めすぎず、それでいて効果が実感しやすい絶妙なバランスから、エステサロンでの導入が進んでいます。

4-2. “HARIコスメ”の普及が心理的ハードルを下げた
スピケア

「V3ファンデーション」や「VOSマスク」に代表されるスピキュール入りコスメがヒットしたことで、「HARI=怖い」という印象が和らぎ、「HARI=効いている」という認識が広がりました。

このような市販コスメの普及は、サロンでのニードル施術に対する心理的な抵抗感を大きく下げ、“体感のある施術”として積極的に受け入れられる土壌を築いたと言えるでしょう。

4-3. 肌の“土台作り”への注目が高まっている
土台美容

SNS映えする陶器肌・水光肌が人気な一方で、特に30代後半〜40代以降の層では、「肌そのものの質」を高めたいという意識が強まっています。

一時的な変化ではなく、肌を育てていく“土台美容”への注目が高まり、その目的に合ったアプローチとして、ニードルペンは非常に高い親和性を持っています。肌力を育てたい世代にとって、継続可能で結果が期待できる手段です。

4-4. 高機能美容液との相性が抜群
導入美容液

近年では、エクソソーム、幹細胞エキス、ペプチド、ビタミンC誘導体など、高濃度で高価な美容成分がサロンでも広く扱われるようになっています。

ニードルペンは、肌にマイクロチャネル(微細な導入口)を作ることで、美容成分の浸透率を格段に高める役割を担います。「塗るだけではもったいない」という美容液の価値を最大限に活かせるメニュー構成が可能です。

「高単価美容液 × ニードル施術」により、結果・満足度・単価アップ・リピート率のすべてを実現できると注目されています。

4-5. “HARIを使う施術”がサロンの差別化になる

フェイシャルメニューが溢れる今、「何を選んだら良いかわからない」と感じるお客様が増えています。だからこそ、“見た目にインパクトがあり、体験後の違いを実感できる施術”が求められているのです。

ニードルペンは、施術内容自体が話題性を持ち、「ちょっと試してみたい」と興味を引きやすい特徴があります。さらに、仕上がりの変化も比較的分かりやすく、SNS投稿や口コミの促進、サロンのブランディング強化にもつながります。

結果として、リピート率・客単価UP・商品販売の後押しといった経営面でも高い効果が期待でき、多くのサロンオーナーから支持されています。

5. サロン導入のメリットとポイント

ニードルペンは、単なるフェイシャル機器ではありません。それは、「体感があり、変化が見える」メニューを作りたいサロンにとって、非常に戦略的な武器となる存在です。

【1】お客様の「納得感」が高く、リピート率が上がる
ニードルペンの最大の魅力は、施術直後から肌の変化を感じやすい点にあります。特に「導入美容液との併用」により、ハリ・ツヤ・ふっくら感などが実感できるため、「また受けたい」「今度は別の美容液も試してみたい」と、自然にリピートが生まれやすいのです。
また、「刺激が少ないけど効いている」という絶妙な体感が、“効きすぎて怖い”施術を避けたい層にも刺さるポイントになります。

【2】ホームケア商品との連動で売上アップ
ニードル施術後は肌の吸収性が高まるため、鎮静パック・保湿クリーム・高機能美容液などのホームケア提案がしやすくなります。「せっかく開けた導入ルートをムダにしないでほしい」という提案トークに説得力が増し、商品販売にもつながりやすくなります。
実際にニードルペンを導入したサロンでは、物販の売上が1.5倍に伸びたという事例もあります。

【3】既存メニューと組み合わせて単価アップが可能
ニードルペンは他のフェイシャル機器やハンドトリートメントと組み合わせやすい点も大きな魅力です。
クレンジング+角質除去 → ニードル導入 → 鎮静パック
ラジオ波やEMSとセットで、引き締め×導入の複合ケア
幹細胞導入・ビタミンケアなどのテーマ別メニュー
など、自由度の高い設計ができるため、単価アップや継続プランへの展開もスムーズです。

【4】“差別化できる施術”として選ばれる
フェイシャルメニューの多くが「クレンジング→マッサージ→パック」で似通っているなか、ニードルペンは“施術中のインパクト”が強く、差別化要素として非常に有効です。
お客様が「これ、家ではできないよね」と実感する
SNSや口コミで話題になりやすい
他店との差別化につながり、「あのサロンにしかない」という理由で指名される
こうした流れが生まれることで、価格競争に巻き込まれずに独自のポジションを築くことができます。

【5】導入美容液との相乗効果を最大化できる
ニードルペンによって作られた微細な導入ルート(マイクロチャネル)は、通常よりも浸透効率が高まるタイミングです。
だからこそ、「何を入れるか?」が非常に重要になります。

エステサロンでは、ヒト幹細胞培養液やエクソソーム、美白成分やビタミン類など、目的に応じた高機能美容液との併用が効果的。
“攻めすぎない美容”の流れにフィットしつつも、しっかりと結果を感じてもらえる施術として、顧客満足度アップにもつながります。

このように、ニードルペン×溶剤は、サロンメニューをワンランク引き上げる強力な組み合わせです。

まとめ
ニードルペン

これまで“針を使う美容施術”といえば、医療機関で受ける特別な治療というイメージがあり、価格や痛みへの不安から「気になるけど踏み出せない」という声も少なくありませんでした。

しかし今、スピキュール入りコスメの浸透や“ナチュラル志向”の広がりによって、「強すぎず、でもきちんと届く美容」が求められる時代に移り変わっています。

エステサロンで使用できるニードルペンは、角質層までのやさしい刺激で肌に無理なく働きかけながら、導入美容液のポテンシャルを最大限に引き出す“育てる美容”を叶えます。

お客様にとっては、
・施術直後から肌の変化を実感しやすい
・痛みやダウンタイムがほとんどない
・無理なく通えて、継続しやすい

サロンにとっては、
・導入美容液と組み合わせて単価アップ
・“ここでしか体験できない”メニューで差別化
・リピート率・物販率ともに向上

「ダーマペン®に興味はあるけれど、医療までは踏み込みたくない」
「エステだからこそできる、やさしく結果を出せる施術を探している」
そんなお客様の気持ちに寄り添える、頼れるパートナー――
それが、エステ用ニードルペンです。

肌も、サロンも、もう一歩、進化できる。
“ハリ×導入美容液”の力を、ぜひあなたのサロンの強みに変えてみてください。


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