メソスキンカラー導入をするなら今!?
近年、美容業界ではLHAピーリングやメラニンケアなど、韓国発のメニューが続々と注目を集めています。
その背景にあるのが、いま世界的に広がりつつある“肌管理(スキンマネジメント)”という新しい美容の考え方です。
本コラムでは、肌管理とカラー(色)の最新トレンドに注目しながら、
なぜ今「色をデザインする美容」が求められているのか、そしてその流れの中心にあるメソスキンカラーがどのようなメニューなのかを、サロン目線でわかりやすく解説していきます。
1. 韓国発トレンドと「肌管理」という考え方
近年、美容業界ではLHAピーリングやメラニンケアなど、韓国発のメニューが次々と登場し、日本のサロンでも注目を集めています。
その背景にあるのが、いま世界的に広がりつつある“肌管理(スキンマネジメント)”という考え方です。
肌管理とは、肌を“その日だけ整える”のではなく、肌質・色調・質感までも計画的に育てていくアプローチのこと。
「一度の施術で終わり」ではなく、お客様の肌を中長期でマネジメントしていく発想が、韓国をはじめ世界の美容シーンでは当たり前になりつつあります。
そして、この韓国式肌管理の流れの中で、最近になって日本でもある“共通点”が静かに存在感を増しています。
それが「カラー(色)」です。
実はこの“色”というキーワードが、いま美容の常識を大きく動かし始めています。
2. 日本のこれまでのケア ― 「色を抑える」時代
長らく日本の美容では、肌の色に関するアプローチといえば、
- くすみをオフする
- 色ムラを目立たなくする
- メラニンの影響を抑える
- 透明感を引き出す
といった、“不要な色をどう減らすか”に焦点をあてたケアが中心でした。
背景には、
- 「素肌は無垢であるほど美しい」という日本ならではの価値観
- “色がある=隠すべきもの”という文化的なイメージ
- メイクで色を“足す”ことには抵抗がなくても、「素肌そのものの色を変える」ことへの心理的ハードル
といった、長年の美容習慣から生まれた美意識があります。
そのため日本では、サロン施術で“色を入れる”という発想はほとんど語られず、
導入といえばビタミンCやヒアルロン酸など、「美容成分を届けるケア」が中心でした。
肌の色をコントロールするよりも、「いかに余計な色を引き算するか」に価値が置かれていたのです。
しかし今、韓国式の肌管理が広がるにつれ、この“引き算中心”の考え方が静かに変わり始めています。
3. 肌管理トレンドが変えた価値観 ― 色をデザインする時代へ
韓国では、すでに10年以上前からカラー美容液を導入し、素肌の見え方をコントロールする文化が存在してきました。
ファンデーションで隠すのではなく、素肌の色そのものを整えて美しく見せるという発想です。
LHAピーリングなどで土台を整えたあとに、
- 透明感
- トーンの均一感
- ツヤ感
- 素肌の明るさ
こうした要素を“色”の力で微調整するメニューが、海外ではごく自然なものとして受け入れられてきました。
その流れがいま、日本でもじわじわと浸透しつつあります。
これまでのように「色を整える」だけではなく、「どんな色で魅せるか」までを設計する美容へと、価値観がシフトし始めているのです。
4. じつは新しいものではない ― 世界では当たり前のカラー美容
肌にカラーを取り入れるという考え方は、日本ではまだ新しく感じられるかもしれません。
しかし実際には、韓国やアジア各国だけでなく、ヨーロッパ・東欧・中東・アメリカなど世界各地で、
肌のトーンや明るさの見え方を色でデザインする美容は、すでに10年以上前から存在しています。
肌の明るさや均一感、透明感を“色の力で整える”メニューは、
サロンやクリニックの一つのカテゴリーとして定着しており、“素肌の色を美しく見せる”という発想は、むしろ海外では当たり前の流れです。
つまり、カラーを味方につけて肌をデザインする文化は、日本よりもずっと前から世界で広がっていた美容のスタンダードだといえます。
日本では新鮮に映るこの概念も、世界基準の美容トレンドでは“次のステージ”ではなく、すでに馴染みのある王道アプローチのひとつなのです。
5. なぜ日本では広がらなかったのか?(安全性と制度の壁)
世界では10年以上前から、“カラーで肌の見え方をデザインするメニュー”が普及してきました。
しかし日本では、長らくこの流れが広がりませんでした。
最大の理由は、「安全性」と「薬事制度」の壁です。
日本の美容業界では、肌に使用する色素や染料に対して非常に厳しい基準があり、
とくに“皮膚に入れ込む用途”の色素には、明確な安全性・適合性が求められてきました。
海外でトレンドとして扱われてきた“カラー美容液”や“肌トーンを変える施術”の中には、
色素の種類や品質にばらつきがあり、日本の基準ではそのまま導入が難しいものも多く存在しました。
そのため日本では長いあいだ、
- 導入=美容成分を届けるもの
- 色素=メイクアップとして表面にのせるもの
というように、用途が明確に線引きされていたのです。
「色を肌に入れる」という考え方は、美容ではなく別ジャンルとして扱われてきた背景もあります。
6. では、なぜ今 日本で注目され始めたのか?
日本でカラー導入が注目され始めた理由は、安全性がクリアされたからという一点だけではありません。
実はここ数年、時代のブームそのものが「色をつくる美容」へと大きく動いているという背景もあります。
① 日本基準を満たす安全な「カラー美容液」が誕生した
近年、日本の厳しい基準を満たす高品質の色素が開発され、カラー美容液として製品化できるレベルに進化しました。
メソスキンカラーのカラー美容液も、厚生労働省の基準をクリアした色素を採用しています。
② 同時に、美容トレンドが「色をデザインする」方向にシフト
・ノーファンデ志向
・韓国式ツヤ肌ブーム
・「素肌そのものをきれいに見せたい」というニーズの高まり
といった流れにより、“肌の見え方そのものをデザインしたい”というお客様が増えています。
③ この2つが重なった“今”が、カラー導入が広がるタイミング
安全性が整い、トレンドの方向性も「色をつくる美容」へと向かう中で、
いよいよ日本でも“カラーを導入する”という発想が、現実的でニーズのある施術として成立するタイミングがやってきたのです。
7. 《トレンド全部のせ》メソスキンカラーという選択肢
こうした流れの中で誕生したのが、メソスキンカラーです。
メソスキンカラーが特別なのは、単に「カラー導入ができる」からではありません。
いまサロン業界で話題の要素が、ひとつの施術システムにまとめて組み込まれていることが大きな特徴です。
- 韓国式肌管理の要となるLHAピーリング
- ニーズが高まっている唇・乳輪のメラニンケア
- 美肌施術で話題のPDRN※配合美容液
- 厚生労働省の基準を満たした色素を使用したカラー導入
これら話題の商材・施術要素が、最初から“全部セット”になっているのがメソスキンカラーです。
つまりメソスキンカラーは、
肌管理(LHA) × メラニンケア(顔+唇・乳輪) × PDRN美容液 × カラー導入(日本基準の色素)
という4つの柱を、ひとつの施術フローの中で完結できる“全部入りの肌管理システム”。
海外で広がってきた流れを、日本人の肌質と安全性に合わせて再構築した次世代のカラー美容メニューだと言えるでしょう。
※PDRNは薬機法配慮のため、本コラムでは「施術をサポートする美容液成分」としてご紹介しています。
8. まとめ
世界では10年以上前から、“肌の色・見え方をデザインする美容”が広がってきました。
日本では、色素の安全性や制度上のハードルが高かったことから、同じアプローチをすぐに取り入れることはできませんでしたが、
近年、安全性の進化と美容トレンドの変化が重なり、ついに「カラーを導入する」という選択肢が日本のサロンでも現実的になったと言えます。
その流れの中心にあるのがメソスキンカラーです。
LHAピーリング、メラニンケア、PDRN美容液、そして日本基準のカラー導入。
海外トレンドと韓国式肌管理、日本の安全基準という3つの要素をすべて満たした“カラー美容の完成形”ともいえるメニューです。
これまでの「色を抑える美容」から、「色をつくって魅せる美容」へ。
お客様の肌を“整える”だけでなく、“どう見せたいか”までデザインする時代。
日本の新しい肌管理は、メソスキンカラーのようなカラー導入型のメニューから、さらに進化していくはずです。

